「長崎県の離島」で一番行きたいのはどこ?【人気投票実施中】
九州の西北部に位置し、日本最多の971の島があることで知られる長崎県。古くから大陸と日本を結ぶ要衝としての役割を担っていたり、日本の産業を支えたりした島も多く、広範囲に点在する島々にはそれぞれ異なる魅力があります。
そこで今回は、「長崎県の離島で一番行きたいのはどこ?」というテーマで人気投票を実施します。個性豊かな長崎県の離島の中で、行ってみたいと思う離島を教えてください! ここでは、長崎の島々から3つの島をピックアップして紹介します。
端島/軍艦島(長崎市)
「端島」は長崎市の南西沖に浮かぶ小島で、一般に「軍艦島」の通称で知られています。明治から昭和にかけて海底炭鉱で栄えましたが、1974年の閉山以降は無人島となっています。
2009年から一般人の上陸もできるようになったことから、上陸ツアーに参加すれば島内の見学も可能。2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の1つとしてユネスコの世界文化遺産に登録されたこともあり、定番の観光地にもなりました。最盛期には小さな島の中に約5300人もの人が住んでおり、島内にはいまも国内最古の鉄筋コンクリート造集合住宅が残るなど、その面影を感じることができます。
対馬島(対馬市)
九州と韓国の間の対馬海峡に位置する「対馬島」は、韓国まで直線距離で49.5kmと近いことから「国境の島」と呼ばれることもあります。最近ではゲームソフト「Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)」の舞台としても話題となりましたね。
島内のおよそ9割が山地となっており、ツシマヤマネコをはじめとした島ならではの生態系と雄大な自然が魅力。原始林トレッキングのほか、釣りやシーカヤック、スキューバダイビングなどのマリンレジャーなど、対馬の自然を存分に楽しめるアクティビティーが人気です。
伊王島(長崎市)
「伊王島」は、かつて炭鉱の島として栄えた長崎港の南西沖に浮かぶ島。現在はリゾートアイランドとして親しまれており、2011年に九州本島との間に橋が架かったことで、バスや車を使うことで長崎市内から30分ほどで行けるようになりました。
たくさんの観光スポットのある伊王島ですが、中でも海水浴場「コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)」は有名で、夏になると多くの人で賑わいます。また夕暮れ時にはあたり一面がオレンジ色に染まった美しい景色が望める「夕陽ヶ丘展望台」や、映画のロケにも使用された「伊王島灯台」など、ロマンチックな雰囲気漂うスポットも点在しています。
あなたが一番行きたい長崎県の離島は?
長崎の島々から、3島を紹介しました。このほかにも壱岐島や平戸島など、魅力的な島が多数ありますよね。
今回のアンケートでは、有人島を中心に長崎県内の73の離島を選択肢にピックアップしました。とはいえ、長崎県にはたくさんの島があるので、リストにない離島に行きたいという人もいるかもしれません。その際は「その他」を選択して、コメント欄で島名を教えてください! たくさんの投票やコメントお待ちしています。
参考
- 有人離島一覧|ritokei(離島経済新聞)
- 国境の島ものがたり|国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~
- 世界の中の長崎~長崎県の海外交流史と文化財~|長崎県公式サイト
- 端島(軍艦島)|ながさき旅ネット
- 初めての対馬|対馬観光物産協会
- 伊王島について|伊王島の歩き方
- 伊王島の自然とエンターテイメントリゾートで遊びつくす!|あっ!とながさき
- 伊王島灯台|恋する灯台プロジェクト