サウンドノベルを原作とした作品「ひぐらしのなく頃に」。インターネットでクチコミが広がり、ゲームだけでなくアニメやマンガなど、さまざまなメディアで展開され、2000年代に大ブームを巻き起こした作品です。

　2020年1月には新アニメプロジェクトの始動が発表され、10月には「ひぐらしのなく頃に」として放送開始。ところが、第2話のオープニングでタイトルが「ひぐらしのなく頃に業」に変更、第4話放送後に完全新作であると発表されたことで話題になりました。

　ねとらぼ調査隊では、そんな「ひぐらしのなく頃に」の主要シナリオ人気投票を実施します。あなたにとって思い入れのある、好きなシナリオに投票をお願いします！

　投票対象となるシナリオは、出題編と解答編から主要となる8シナリオです。それでは投票対象となるシナリオについて、簡単に説明していきます！

鬼隠し編

　同シリーズの第1シナリオに該当する鬼隠し編。導入編にふさわしい、幾多の伏線と謎を残したシナリオです。

　東京から雛見沢村に引っ越してきた前原圭一は、部活メンバーたちとにぎやかな毎日を過ごしていました。しかし、かつて雛見沢で発生した“ある”事件について知り、さらに村の伝統祭である「綿流し」の日に、カメラマンの富竹が亡くなったことを知らされます。過去の事件について口を開かないクラスメイトに対し、徐々に疑心暗鬼になっていく圭一ですが……。

綿流し編

　同シリーズの第2シナリオに該当する綿流し編。綿流しにまつわる言い伝えと、園崎魅音および園崎詩音が軸となったシナリオです。全シナリオの中でも、特にホラー要素や暴力表現が強いシナリオとして知られています。

　綿流しの日、とある人物からの誘いを受けたことで、古出神社の祭具殿に忍び込んだ圭一。その翌日、祭具殿へと共に侵入した鷹野三四と富竹が死んだことを知らされ、その後も近しかった人物が次々と失踪していきます……。

祟殺し編

　同シリーズの第3シナリオに該当する祟殺し編。本編の3年前に事故死した、ダム計画推進派夫婦の遺児である北条沙都子を中心に物語が進んでいきます。

　ちょっとした意地の張り合いから、沙都子と仲良くなった圭一は行方不明になった沙都子の兄の代わりになろうと、自ら世話を焼くことに。しかし、沙都子の叔父である北条鉄平が雛見沢に帰ってきたことで、その思いは打ち砕かれてしまいます……。

暇潰し編

　同シリーズの第4シナリオに該当する暇潰し編。前3シナリオの5年前が舞台となっており、警視庁公安部の刑事である赤坂衛と、古手梨花を中心に物語が進んでいきます。

　雛見沢を調査しにきた赤坂衛は、雛見沢で古手梨花と出会います。ところがある日、神社の境内に足を踏み入れた途端に梨花が豹変。「東京へ帰れ」と言い渡された赤坂ですが……。

目明し編

　同シリーズの第5シナリオに該当する目明し編。綿流し編の解答編となるシナリオで、同シナリオからタイトルが「ひぐらしのなく頃に解」に変更されています。

　聖ルチーア学園から抜け出した園崎詩音は、沙都子の兄である北条悟史と出会います。詩音は少しずつ悟史に惹かれていきますが、2人の間には厚い壁が立ちふさがっていました。

罪滅し編

　同シリーズの第6シナリオに該当する罪滅し編。解答編としては第2作目となるシナリオですが、鬼隠し編の解答だけでなくシリーズ全体の解答へと迫るシナリオとなっています。ラストシーンで感動したとの声も多いシナリオです。

　竜宮レナは、自分の家庭に降りかかった不幸に悩まされていました。平和な日常を取り戻したいと思い、凶行に走ってしまったレナ。それを知った仲間たちはレナに手を差し伸べ、1度は信頼しますが……。

皆殺し編

　同シリーズの第7シナリオに該当する皆殺し編。「ひぐらしのなく頃に」という世界の裏側が明かされるシナリオで、前シナリオまでで特にミステリアスだった梨花と、初登場の羽入を中心に物語が展開していきます。

　なぜ惨劇が発生してしまうのか、どうすれば惨劇から逃れることができるのか。これまでのシナリオすべてに通ずる重要なシナリオとなっています。

祭囃し編

　同シリーズの第8シナリオに該当する祭囃し編。皆殺し編の続編のような位置づけとなっており、「ひぐらしのなく頃に」の完結編となるシナリオです。

　謎多き女性・鷹野の過去から始まり、これまで明かされてこなかった雛見沢症候群や、連続怪死事件の真相が明らかに。惨劇を回避するために立ち上がる仲間たちの最後の戦いを描いたシナリオとなっています。

アンケート：「ひぐらしのなく頃に」あなたが1番好きなシナリオは？