【キャラクター解説付き】銀河英雄伝説のローエングラム陣営で好きなのは誰?【人気投票】
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1986年に第1巻が刊行されたSF小説・銀河英雄伝説は、2020年にもアニメ化されるなど、長きにわたって愛され続けている名作です。宇宙を舞台に、銀河帝国と自由惑星同盟という2つの大国が戦争をくり広げるという大河ドラマのようなストーリーは、時代を経ても色あせることない魅力を放っています。
そこで今回、銀河帝国側のラインハルト・フォン・ローエングラム陣営に属するキャラクターの中で、あなたが好きなのは? という人気投票を行います。それではまず、ローエングラム陣営の中から代表的なキャラクターたちを解説付きで紹介します。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
銀河帝国の下級貴族セバスティアン・フォン・ミューゼルの長男として生まれますが、幼いころに母親を亡くし、姉であるアンネローゼと共に下町で育ちました。そこで盟友となるジークフリードと出会います。アンネローゼが皇帝フリードリヒ四世の後宮に召されたことで帝国の現体制に疑問を持ち、軍人を志しました。
常勝の天才と呼ばれるほどの頭脳を持ち、軍略・知略に長けており、異例の速さで元帥にまで上り詰め、帝国軍最高司令官・帝国宰相となります。その後23歳にして皇帝となりローエングラム王朝の初代皇帝ラインハルト1世に即位します。
ジークフリード・キルヒアイス
ラインハルトにとって唯一無二の友人であり、半身ともいえる存在。幼少のころ、ラインハルトとアンネローゼの姉弟に出会い、アンネローゼが皇帝の寵妃となったことで、打倒皇帝を誓ったラインハルトとともに貴族幼年学校へと進学。
軍人となってからも常に行動をともにし、アンネローゼからは「あなたの言うこともきかなくなったらラインハルトも終わり」と、絶大な信頼を寄せられていました。心やさしい彼の早すぎる退場劇を惜しむ人は、今もなお後を絶ちません。
ウォルフガング・ミッターマイヤー
速さに特化した艦隊を率いる「疾風ウォルフ」の異名を持つ帝国軍人。戦友ロイエンタールとは2人あわせて、「帝国軍の双璧」とも呼ばれていました。ラインハルトによって命を救われたことで陣営に加わり、最終的にはローエングラム王朝の首席元帥にまで上りつめます。
明るく公明正大な性格で愛妻家でもあり、プロポーズのエピソードからは純情な一面が垣間見えます。
オスカー・フォン・ロイエンタール
右目が黒、左目が青の金銀妖瞳をもつ帝国軍人で、戦友であるミッターマイヤーとは正反対の冷徹な性格の持ち主です。幼い頃に母親に殺されそうになった過去を持ち、言い寄ってくる女性を拒まない反面、その関係は冷ややか。
やがてラインハルトや、ミッターマイヤーとは道を違えることになりますが、愛人との間に生まれた息子は、ミッターマイヤーの家庭へ引き取られました。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
生まれつきの疾患により、義眼を装着しているラインハルトの参謀にしてマキャベリスト。徹底的に効率を重視する思考の持ち主であり、周囲から好かれていないものの、陣営内で甚大な影響力を持つ人物です。彼の説くナンバー2不要論が、ある意味ラインハルトとキルヒアイスの運命を決定づけたともいえます。
ともに暮らす老犬が、やわらかく煮た鶏肉しか食べないため、ときおり肉屋へ足を運ぶというのが、ほぼ唯一のほっこりエピソード。
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
黒一色で統一された黒色槍騎兵艦隊を率い、勇猛果敢な戦いぶりから「猛将」と呼ばれる人物。同盟軍との戦闘から、帝国の内戦まで多くの戦闘に参加しつつ生き残り、最終的に「獅子の泉(ルーヴェン・ブルン)の七元帥」の1人にまで上り詰めます。
高い戦闘力を誇るものの、敵の挑発に乗りやすいなど、帝国軍人の中でも人間味あふれる愛すべき人物。藤崎竜さんの漫画版では、より野性味たっぷりの風貌になりました。
ウルリッヒ・ケスラー
治安維持や組織改革などで多大な功績を残し、「獅子の泉の七元帥」の1人となった帝国軍人です。地球教徒が、皇妃ヒルダの命を狙った柊館炎上事件では、自ら現場に乗り込んで大活躍。この事件をきっかけにのちのち妻となるマリーカと出会い、親子ほど歳の離れた妻をめとることとなります。
その他
人材豊富なローエングラム陣営には、有能かつ魅力的なキャラクターが勢揃いしています。今回は代表的な6人のキャラクターを紹介しましたが、他にも10人のキャラを投票対象としてピックアップしました。
また選択肢にないキャラが好き! という人は、「その他」への投票と、コメント欄でキャラクター名を教えてください。それでは下のアンケートより、ご投票よろしくお願いします。