「運転免許の自主返納率」が高い都道府県ランキングTOP31! 1位は「東京都」【2021年データ】

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 車の運転に関する能力の低下等を理由に行われる運転免許証の自主返納。長寿社会の到来に伴い、今後は多くの方が自主返納という形で運転免許証を手放していくことが予想されますが、どれほどの割合で自主返納が行われているのでしょうか?

 今回は警察庁の「運転免許統計(令和3年版)」と「運転免許統計(令和2年版)補足資料2」をもとに「免許の自主返納率が高い都道府県ランキング」をお送りします。

※本ランキングは「申請取消件数(2021)」÷「65歳以上の免許保有者数(2020)」×100(単位:%)の計算結果に対し、その割合が高い順に各都道府県を順位化したものです。

(出典:警察庁「運転免許統計(令和3年版)」「運転免許統計(令和2年版)補足資料2」

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第2位:神奈川県(3.7%)

 第2位は神奈川県でした。65歳以上の運転免許証の自主返納率は3.7%です。

 神奈川県では運転免許証の自主返納により、運転経歴証明書の交付を受けることができます。本人確認書類として使用できるほか、眼鏡市場やイオンの一部店舗などで特典を受けることができる仕組みとなっており、自主返納を促進する効果が期待できます。また同じ関東地方では埼玉県が4位、千葉県が8位となっており、公共の交通機関が充実する首都圏では自主返納がしやすいことが予想されます。

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第1位:東京都(4.7%)

 第1位は東京都でした。65歳以上の運転免許証の自主返納率は4.7%です。

 今回のランキングにおける全国平均は約2.3%であり、東京都の数値はその2倍以上の値となっています。東京都でも返納後に運転経歴証明書を取得することができ、対象の施設で特典を受けられます。ちなみに最下位は徳島県(1.6%)で、都会と地方では公共交通機関の利便性に大きな違いがあるため、そうした事情も本ランキングに反映されていることが考えられます。自動運転の技術が発達すれば、地方の自主返納率にも大きな変動が出てくるかもしれませんね。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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