「会社を辞めたいと思った理由」ランキングが発表 残業やパワハラより辞めたいと思う1位の理由はなに?

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 ビズヒッツは、「会社を辞めたいと思う瞬間」についてのランキングを発表しました。

 10代から60代の働く男女1000人にアンケートを実施したところ、約9割の人が「会社を辞めたいと思ったことがある」と回答。それほど多くの人が一度でも「会社を辞めたい!」と思ったのは、どのような理由だったのでしょうか。そのランキングを見ていきましょう。

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第3位:仕事量や残業が多い/休みが取れない

 第3位は「仕事量や残業が多い、休みが取れない」で、131人が回答しました。残業や休日出勤が当たり前、という状況に疲れてしまっている人が多く見受けられます。

 先輩や上司と一緒に毎日深夜まで残業していると「一生このままかも」と思い辞めたくなる、仕事量が多すぎて終電を逃したり休みなしで連続勤務したりしたときに辞めたいと思った、といったコメントが寄せられていました。

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第2位:理不尽な扱いや叱責を受けた

 第2位は「理不尽な扱いや叱責を受けた」ときで、188人が回答。上司からパワハラまがいの理不尽な叱責を受けた、上司の失敗を無理やり押し付けられた、といったコメントがあることから、 上司の人間性にあきれてしまったときに「仕事を辞めたい」と思ってしまうようです。

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第1位:職場の人間関係が悪い

 そして第1位は「職場の人間関係が悪い」でした。206人が回答し、様々な理由で職場の人間関係に悩んでいる人が多いようです。

 職場内のいじめや無視といった直接的なものから、「表面上は仲が良いが裏ではその場にいない人の悪口ばかり」「人間関係の陰湿さを感じる」と裏表が激しい環境に疲弊しているようなコメントをする人もいました。どんなに苦手な人でも仕事上は付き合うしかないことから、多くの人が苦労していることがうかがえます。

 しかし、どんなに仕事を辞めたい……と思っても、実際に辞めてしまう人はそう多くありません。「会社を辞めない理由」も同様に調査したところ、1位は「生活のため」、2位は「転職が難しい/仕事が見つかるか不安」、3位は「給料や待遇がいい」といった理由が並びました。

 生活や転職の不安から辞められない、という人がいる一方で、「なんだかんだ今の仕事が好き」「ツラいときに助けてくれる同僚がいる」とポジティブな理由で辞めない選択をする人もいるようです。

 人間関係も仕事も恵まれた理想的な会社には、なかなか巡り合えないもの。ある程度は受け流していくしかありませんが、どんな理由であれ「もう仕事を続けるのは限界……」と感じたら、環境を変えてみることを考えてもよいかもしれませんね。

 「会社を辞めたいと思った理由」「会社を辞めない理由」のランキング10位~1位の全順位は、次のページからご覧ください。

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