【アナザーガンダム解説付き】GかWかXか……それともSEED? 最強のアナザーガンダムはどれだ!?【人気投票実施中】
ロボットアニメの旗手として誰もが知っている「機動戦士ガンダム」シリーズ。その長大かつ深遠な物語は、「宇宙世紀」と呼ばれる年号でつながっています。それに対し、宇宙世紀の世界の外側に位置するとされる作品群が、いわゆる「アナザーガンダム」に分類されています。
作品ごとに異なるファンをもつガンダムシリーズですが、好きな作品がアナザーガンダムにあるという人も多いでしょう。そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたの好きなアナザーガンダムは?」というテーマでアンケートを実施します。ぜひ、自分の好きな作品に投票してみてください。
機動武闘伝Gガンダム
1994年に放送された“宇宙世紀”にとらわれない「アナザーガンダム」の第1作がこの作品。主人公のドモン・カッシュがガンダムファイターとなり、4年に1度のガンダムファイトで優勝を目指すというストーリーです。ロボットというより格闘アニメに近く、搭乗者のステゴロ戦闘力が大切な異色作です。
新機動戦記ガンダムW
1995年に放送された「新機動戦記ガンダムW」は、戦争と平和というシリアスなテーマに切り込んだ作品。他方でジェットコースターのようにストーリーの起伏が激しく、海外アクションムービー顔負けの急展開には賛否両論が。また、メインパイロットが美形揃いというのも、それまでのガンダムシリーズにはなかった特徴です。序盤のストーリーがシュールでネタにされることも多い作品ですが、多くのファンがいる作品です。
機動新世紀ガンダムX
1996年放送。「アフターウォー(大戦後)」という荒涼とした世界が舞台で、アナザーガンダムでありながらニュータイプがキーワードとなっている作品です。各話のタイトルが話中のセリフからとられていて、特に第1話の「月は出ているか?」は有名。全長600mオーバーという超巨大MA「パトゥーリア」や、フロスト兄弟の「ガンダムヴァサーゴ」「ガンダムアシュタロン」など、印象的な機体にも注目です。「Gガンダム」から「ガンダムX」の3作品を「(ガンダム)平成三部作」と呼ぶこともあります。
機動戦士ガンダムSEED
「21世紀のファーストガンダム」となることを期して、2002年に制作された「機動戦士ガンダムSEED」。後に続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」、そして外伝である「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」も展開され、本作の世界観「コズミック・イラ」は期待どおり宇宙世紀に次ぐ規模に発展しました。本作以降の作品は「新世紀ガンダム」と呼ばれることもあります。
機動戦士ガンダム00
ガンダムシリーズで初めて作中年表に「西暦」が用いられたのが、こちらの「機動戦士ガンダム00」。機体の性能を上げるシステム「トランザム」や、ニュータイプに代わる「イノベーター」など、新たな概念を数多く導入した意欲作です。1stシーズン、2ndシーズンのほか、劇場版も公開された人気シリーズとなっています。
機動戦士ガンダムAGE
「機動戦士ガンダムAGE」は、イナズマイレブンやレイトン教授シリーズで知られるレベルファイブがストーリーやキャラクター原案を手掛けています。ポップなキャラクターのデザインとは裏腹に、いつにもまして登場人物の死亡が多いというシリアスな展開も話題になりました。ストーリーが1作で親子3世代にわたっているのも大きな特徴です。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
本作は、戦場に生きる少年たちの群像劇が見どころです。カタカナと漢字を組み合わせた人物名や、SFとしては珍しく仏教用語も登場するなど、世界観も独特。誰が善で悪かと単純に割り切れないシリアスなストーリーで、主人公で少年兵である三日月・オーガスは、戦うたびに「阿頼耶識システム」により体に障害が残ってしまうという非情な物語となっています。
その他
以上に挙げた作品のほか、宇宙世紀を用いていないものに「∀ガンダム」と「ガンダム Gのレコンギスタ」があります。この2作については、アナザーガンダムに含める・含めない双方の意見がありますが、今回は投票項目に含めています。
また、さらにサイドの派生作品にイチオシがある! という人は、コメント欄で作品名を教えてください。たくさんのコメントと投票をお待ちしています。