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趣味の「沼」にハマればこんなに人生が輝きだす! オタクが楽しむ「概念」の意味とは? 【後編】

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 趣味にハマり倒し、足元からおそるおそる入り込んで、そのまま二度と抜けられないほどどっぷり浸かってしまった状態を表す言葉「」。

 初心者向けの「沼チェックリスト」を紹介した前編に続き、後編では複数の沼にハマりこんでしまう「沼ツイスター」と、オタクが楽しむ「概念」という言葉について説明しよう。

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沼で人生が輝きだす

 筆者は現在、ディズニーのソーシャルゲーム「ツイステッドワンダーランド」の沼にハマっている。

 ハマってからというもの、ちゃんと会うのは2回目のフォロワーさんとディズニーシーに行き、雨の中屋外にある空飛ぶ絨毯のアトラクション(ジャスミンのフライングカーペット)に乗って「オアシス・メイカーだよ……(作中に出てくる魔法)」などと言ってめちゃくちゃ楽しむことができた。

解像度が上がってると、テーマパークも今まで以上に楽しい!

 もちろん、雨の中レインコートなどを身に付けずにそんなアトラクションに乗っているのは自分たちぐらいだった。正直なかなか狂ってると思うが、解像度が上がっている分、今まで行ったディズニーシーの中でも一番楽しかったかもしれない。

 ちなみに沼はひとつではなく、複数の沼に入り浸っている。沼に一度ハマると、その先に別沼、別沼……と次々新しい扉が開かれるので気が付いたら沼ツイスター状態になっている。

図解! これが沼ツイスターだ!

 兼任する別の沼で動きがある度に、あたりをびしょびしょにしながら移動した先で暴れる様はさながら台風といったところか。複数の沼に浸りながらすごい体勢で横たわっている姿を発見したフォロワーに心配されることになる。

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沼の楽しみ「概念」

 沼にハマるとその対象への解像度が上がって同じものでも見え方が変わり、それがまた楽しい。筆者は沼の影響で、今までは気に留めなかった童話モチーフが視界に入ると手に取ってしまう。そしてアイテムに「作品の概念」を見出してしまう……。

 オタクの言う「概念」とは、“対象を想起できるようなもの”。概念はどこにでも宿っている。色だけでも概念グッズに成り得るし、その物に「それっぽさ」を見出すことができればなんでも概念にできる。

 例を挙げると、しっかり絵を描いてなくても、水色と白と赤と黄色という色に国民的アニメキャラの「ドラえもん」を想像できないだろうか(見えてくれ)。

概念の「ドラえもん」(見えてくれ)

 この絵からは、ドラえもんを知らない人にはドラえもんは絶対に見ることができない。これが“概念”。

 また、ドラえもんが好むどら焼きも、ドラえもんを知っている人はドラえもんを思い浮かべることができるので、「概念の食べ物」と言える。今のは一例だが、オタクの数だけ概念は無限に生み出すことができる。

 ちなみに、Kポ沼の友人たちによると、そこの沼の人たちはメンバーの着ている洋服や香水を身にまとい、シャネルを装備して新大久保に行くのだとか。なんと華やかなんだろうか、K-POP沼……!

 別に「美味しんぼ沼」の友人がいるが、その友人はカツオの刺身にマヨネーズをつけて食べるのが「美味しんぼ」の概念フードだと言っていた。沼、そして概念は奥深くて面白い。横でいろんなジャンルの概念の話をしていてほしい。

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沼初心者が、沼にハマってどうなった?

 最後に沼にハマったばかりの沼初心者の友人に、沼にハマってどうなったかを聞いてみました。

 「推しが幸せだと私も幸せで幸せの総量が増えるし、推しの好きなものも好きでいろいろなものに興味を持つようになり、毎日が楽しい。だけどこの生活に慣れるまでは大変でした。

 Kポ沼はカムバ(“カムバック”の略。新しい作品が出ている活動期間)と年末(音楽賞の授賞式シーズン)がかぶると地獄のような忙しさなのですが、先日のカムバ当日は解禁されたMV見て号泣して、その後のカムバVLIVEを見て爆笑して情緒が……ってなったし、 でも発表した曲の内容がクソ暗くて辛くなったり、でも今までそういう暗い面や感情をファンに見せてくれないメンバーだったから、見せてくれたこと自体は嬉しかったり……いや、私の情緒!? ってなりました

 何かのコンテンツに狂う友人がいることは健康にいい(※個人の感想です)。たとえ狂っている対象について知らなくて、言っている内容について100%わからなくても、彼女たちがタイムラインにいて楽しそうにしてくれるだけで、こちらも楽しい気持ちになるのです。

 最近はジャニーズ沼の友人もでき、これまで以上にいろんな沼の情報をタイムラインから少しづつすすって生きている。

 そんなわけでどうか皆さんも、長く生きて長く何かに狂い続けて欲しい。別にひとつのコンテンツじゃなくていいから、たくさんのものに興味を持って好きなものの話を教えてほしい。

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