【アナザーガンダム】人気ランキングTOP10! 1位は「機動戦士ガンダム00」に決定!【2021最新投票結果】

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 今やロボットアニメの代表格と言っても過言ではないほどメガヒットシリーズとなった「機動戦士ガンダム」。生みの親である富野由悠季監督が自ら手がけた「宇宙世紀」を舞台とするシリーズとは異なる世界観で展開されるガンダム作品は、通称「アナザーガンダム」と呼ばれています。

 そんなアナザーガンダムの中で最も人気の作品はどれなのか。ねとらぼ調査隊では、2020年12月14日〜2021年1月13日まで、「あなたの好きなアナザーガンダムは?」というアンケートを行いました。

 その結果、5244票もの投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、さっそくランキングを見ていきましょう。

サンライズ公式サイトより引用
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第10位:ガンダム Gのレコンギスタ

 第10位は、Gレコこと「ガンダム Gのレコンギスタ」。得票数は58票で、得票率は1.1%でした。

 本作は、富野由悠季監督がテレビシリーズとしては「∀ガンダム」以来15年ぶりに自ら手がけたガンダム作品。「リギルド・センチュリー」と呼ばれる時代、軌道エレベータ「キャピタル・タワー」がそびえ立つ地球を舞台に、タワーを警護するキャピタルガードの候補生である主人公・ベルリと、タワーから物資を奪取する海賊部隊に所属する少女・アイーダとの出会いから物語が始まります。

 なお、富野監督による設定上は「宇宙世紀」シリーズの延長線上にある、はるか未来の時代とされており、厳密な意味での「アナザーガンダム」に含めるかは議論されることもありますが、今回は選択肢として含めていました。

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第9位:機動戦士ガンダムAGE

 第9位は「機動戦士ガンダムAGE」。得票数は105票で、得票率は2.0%でした。

 機動戦士ガンダムAGEは、「イナズマイレブン」や「レイトン教授シリーズ」などで知られるゲーム制作会社「レベルファイブ」の日野晃博氏がストーリーやシリーズ構成、脚本を手がけた異色の作品として知られています。

 ポップなキャラクターのデザインとは裏腹に、いつにもまして登場人物の死亡が多いというシリアスな展開も話題になりました。また、1作の中で主人公が親子3世代にわたるという壮大な歴史とストーリーも大きな特徴です。

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第8位:∀ガンダム

 第8位は「∀ガンダム」。得票数は190票で、得票率は3.6%でした。

 「機動戦士Vガンダム」以来となる、富野由悠季監督が自ら手がけた作品で、「すべてのガンダムを肯定する」というコンセプトのもとに制作されました。宇宙世紀シリーズだけでなく、「アナザーガンダム」作品もすべて長い歴史の中に存在したとされる、封印された過去の記録である「黒歴史」という設定が非常に有名です。

 また、工業デザイナーであるシド・ミード氏を起用した、既存のガンダムにはない奇抜なメカデザインも賛否両論を巻き起こし、中でも主役機であるターンエーガンダムは特徴的なデザインから「白ヒゲ」と呼ばれました。

 なお、本作もGのレコンギスタと同じく「アナザーガンダム」に含むかは議論の余地がありますが、今回は選択肢に含めていました。

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第7位:機動武闘伝Gガンダム

 第7位は「機動武闘伝Gガンダム」。得票数は416票で、得票率は7.9%でした。

 1994年に「機動戦士Vガンダム」の後番組として放送された作品で、史上初めて「宇宙世紀」シリーズとは異なる、「アナザーガンダム」第1号となりました。主人公のドモン・カッシュがガンダムファイターとなり、4年に1度のガンダムファイトで優勝を目指すというストーリーで、既存のガンダムシリーズの雰囲気をすべてひっくり返したかのような、熱血格闘アニメというべき異色作です。

 なお、監督を務めたのは「ミスター味っ子」やOVA「ジャイアントロボ」などで知られる今川泰宏さんで、今川監督特有の仰々しいまでの演出が大きな話題を呼びました。

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第6位:機動戦士ガンダムSEED DESTINY

 第6位は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」。得票数は435票で、得票率は8.3%でした。

 本作は「機動戦士ガンダムSEED」の2年後を描く続編として制作され、2004年から2005年にかけて放送されました。主に地球連合軍側から描かれた前作とは反対に、ザフト軍に所属する少年シン・アスカの視点から描かれます。

 また、「21世紀のファーストガンダム」を標榜して制作された前作に対応して、本作では「機動戦士Zガンダム」のオマージュや、「ザク」や「グフ」など、「宇宙世紀」シリーズに登場したモビルスーツのオマージュなども見受けられました。

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第5位:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

 第5位は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。得票数は479票で、得票率は9.1%でした。

 本作は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる長井龍雪さんが監督を務め、同じく「あの花」などで脚本を担当した岡田麿里さんがシリーズ構成・脚本を手がけたことで話題になりました。

 戦場に生きる少年たちを中心に、登場人物の心情を丁寧に描写する群像劇として制作されています。また、カタカナと漢字を組み合わせた人物名や、SFとしては珍しく仏教用語も登場するなど、独特な世界観も特徴。誰が善で誰が悪かと単純に割り切れないシリアスなストーリーで、悲劇的なラストも非常に印象的です。

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第4位:機動新世紀ガンダムX

 第4位は「機動新世紀ガンダムX」。得票数は503票で、得票率は9.6%でした。

 1996年に放送された本作は、「アフターウォー(大戦後)」という大きな戦争の影響によって荒れ果ててしまった世界が舞台で、「アナザーガンダム」シリーズでありながら、「宇宙世紀」シリーズで大きな役割を果たした「ニュータイプ」がキーワードとなっています。また、各話のサブタイトルは各話中の象徴的なセリフからとられていて、第1話の「月は出ているか?」は非常に有名です。

 コメントでは、「主人公のガロードは一般人で、最初から最後まで『ティファを守る』という思考と行動が一貫しており、常に応援していた」と、他作品のニュータイプやコーディネーターのような特殊能力を持たない主人公が、努力しながら戦い抜く姿を評価する声が見受けられました。

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第3位:新機動戦記ガンダムW

 第3位は「新機動戦記ガンダムW」。得票数は633票で、得票率は12.1%でした。

 1995年に放送されたガンダムWは、戦争と平和というシリアスなテーマに切り込んだ作品。他方でジェットコースターのように目まぐるしい急展開が続くなど起伏が激しく、序盤のストーリーがシュールでネタにされることも多い作品ですが、メインパイロットが美形ぞろいという、それまでのガンダムシリーズにはなかった特徴もあり、特に女性ファンを多く取り込むことに成功した作品でもあります。

 コメントでは、ウイングガンダムの「バスターライフルの衝撃が今でも忘れられない」という声もあり、非常にけれんみのある特徴的な演出が印象に残っている人も多くいるようです。

ガンダムW公式サイトより引用

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第2位:機動戦士ガンダムSEED

 第2位は「機動戦士ガンダムSEED」。得票数は1063票で、得票率は20.3%でした。

 「21世紀のファーストガンダム」となることを標榜して、2002年に制作されたガンダムSEED。もともと親友同士であった主人公のキラとアスランが立場の違いから対立することになる序盤のストーリーは、See-Sawが歌う初代EDテーマ「あんなに一緒だったのに」の歌詞ともリンクし、非常に印象的でした。

 そんな本作は大きな人気を呼び、後に続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が制作されたほか、外伝作品である「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」や「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」なども展開され、本作の世界観「コズミック・イラ」は、期待どおり宇宙世紀に次ぐ規模に発展しました。

 コメントでは「格好いい! 話も良い音楽も良い! キャラクターも良い! モビルスーツも良い!」と絶賛する声や、「なんと言ったって21世紀のガンダムブームを作った作品だから」という、現在に至るまでのガンダムシリーズの人気を不動のものとしたことを評価する声も多く見受けられました。

ガンダムSEED公式サイトより引用

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第1位:機動戦士ガンダム00

 そして第1位は、「機動戦士ガンダム00」。得票数は1350票で、得票率は25.7%でした。

 ガンダムシリーズで初めて作中年表に「西暦」が用いられた本作。GN粒子と呼ばれる特殊な粒子を生成しエネルギーとすることで強力なモビルスーツの動力源となる「GNドライヴ(太陽炉)」や、機体の性能を上げるシステム「トランザム」、人類が進化を遂げた種である「イノベイター」など、新たな概念や設定を数多く導入した意欲作です。

 自らを「ガンダム」と自称する主人公・刹那や、「ガンダム」に対する異常すぎるほどの愛憎をたぎらすライバルのエースパイロット・グラハムなど、非常にクセの強い個性豊かなキャラクターが数多く登場し、1stシーズン、2ndシーズンのほか、劇場版も公開された人気シリーズとなっています。

 コメントでは「ストーリーもキャラクターもガンダムも最高」「戦闘シーンのクオリティは週一アニメとは思えない」という絶賛の声や、「最後には希望はあるけど残酷な夢物語に終息したのも印象的」という、物語を評価する声も多く上がっていました。

サンライズ公式サイトより引用

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