「桃鉄」20周年記念! 銚子電鉄に「桃太郎電鉄」ラッピング電車登場

» 2007年04月24日 17時25分 公開
[ITmedia]

 ハドソンは、累計出荷本数が1000万本を超える「桃太郎電鉄」(以下「桃鉄」)シリーズが、来年12月に第1作発売から20周年を迎えるのを記念して、千葉県銚子市の観光のシンボルともなっている銚子電鉄とタイアップし、「桃鉄」のキャラクターイラストが描かれた“「桃太郎電鉄」ラッピング電車”を運行させることを発表した。

 この“「桃太郎電鉄」ラッピング電車”は、「桃鉄」シリーズ初のニンテンドーDS版となる最新作「桃太郎電鉄DS〜TOKYO&JAPAN」の発売と同日の4月26日(木)に、銚子電鉄・銚子駅で出発式を執り行った後、通常ダイヤに組み込まれて、2010年4月25日までの3年間、運行される予定とのこと。

 「桃鉄」シリーズと銚子電鉄との関わりは、2003年12月に発売された「桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!」において、銚子電鉄沿線内の10駅をゆっくり走り、一番遅くゴールした人が勝ちという、「潮風のんびり銚子電鉄レース」というイベントがゲーム内に登場したことに端を発する。

 「桃鉄」シリーズは、プレーヤーが鉄道会社の社長となり、日本全国を電車に乗って移動し、停まった駅の物件を買って資産を増やしながら目的地を目指す、すごろくタイプのボードゲームで、プレーヤーの中には銚子電鉄を利用した人もいるだろう。

 銚子電鉄は経営難を乗り切るために、犬吠駅に銚子名物「ぬれ煎餅」の売店を開業するなどして、外壁修復費などを捻出し話題となった。今回のラッピング電車でこれらの修復費をまかなうとしている。ハドソンは今後も銚子電鉄を中心に、「桃鉄」で地域活性化に役立つような活動を続ける予定とコメントを寄せている。

「桃太郎電鉄」ラッピング電車のイメージイラスト。車両の側面には、桃太郎や夜叉姫、キングボンビーなどおなじみのキャラクターがズラリと並ぶ

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