これで3年続いてます――超シンプルな「リバウンドしにくい食事記録」法すずまり流“続く”健康管理(1/2 ページ)

30〜40代ともなると、体の無理が利かなくなってきます。徹夜ができなくなった、寝ても寝ても疲れが取れない、以前より気分ややる気にムラが出るようになった――。そんな毎日を改善したいなら、食事管理を始めてみるのがおすすめです。

» 2014年10月22日 06時45分 公開
[すずまり,ITmedia]

 「体は食べたものでつくられていますから、食べているものを見れば自分が何でできているのかが、よくわかります」

 これは伊達友美さんの『「食べる」だけダイエット』に書かれていたお気に入りのフレーズです。この本を読んだのはかれこれ3〜4年前でしょうか。16キロ減という本気のダイエットを終えて、リバウンド対策を考えているときに出会った本です。

 確かにそうだ! と衝撃をうけました。言われてみれば当たり前なのですが、「食べる」とは何かを改めて考えさせられるきっかけになりました。

 いつ、何をどう食べるのか、すべては自分の選択にかかっています。消費カロリーと摂取カロリーのバランスや栄養が偏れば、結果として太ったり体調が崩れたりするわけです。ダイエットはやせて終わりではありません。その後ずっと続く“維持”からが本当の勝負なのです。

 「苦労してせっかくやせたのに、あっさりリバウンドさせてなるものか。これからは何を食べるか、ちゃんと把握していかなくては」そんな思いから私の食事管理が始まりました。

続かない記録……「本当に知りたいこと」を書き出してみた

 しかし、なかなかこれという方法には出会えないもの。当初はレコーディングダイエットよろしく手帳に手書きしつつ、カロリー計算もしていたのですが、手間がかかって続きませんでした。というのも、自分の食事の9割が自炊だからです。名前の付けられないようなメニューばかりで、素材から書かないと何を食べたか分かりません。

 こんな時代なのだからやはりスマホで管理が便利だと考え、いくつかアプリも使ってみましたが、どうもしっくりきませんでした。データベースを持ちカロリー計算できるものもありますが、外食しない自分にはほとんど当てはまりません。最後は「写真撮っただけで勝手にカロリー計算してくれたらいいのに」と思っていました。悩んでいるうちに、撮影した写真はスマホのアルバムの中に埋もれていきました。

当初記録に使っていた手帳。体組成データ、摂取カロリー、摂取栄養素などかなり細かめに記入していたが、続かなかった

 あるとき、そもそもそこまでカロリーにナーバスになる必要があるだろうか、と思えてきました。毎食お腹がぱんぱんになるまで食べていたら、そもそもその行為が問題ですが、基本的に腹八分目の食事なら、大幅にカロリーオーバーすることはないのではないか。病気で医者から厳しく言われている場合を除き、神経質になる必要はないのでは? とも。だったら、カロリー云々は気にせず、食べたものが何か分かる写真があればいいという結論に。

 記録もシンプルが望ましい。アプリを起動して、食事管理メニューを出して、登録をタップして、カメラかアルバムかを選んで、これでいいですかと聞かれて、さらに保存の確認をして……なんてことはしたくありません。標準のカメラで撮るがごとく、最小限の操作で済ませたい。自分のニーズを整理するとこんな感じになりました。

  • いつ、何を、どれくらい食べたのかを明らかにするだけでいい
  • カロリーは記録しない。写真だけにする
  • 写真の保存に何タップもしたくない
  • 食べる前にパッと撮影するだけにしたい
  • 撮影後の写真は、それだけをまとめて見られる状態がいい
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  2. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  3. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  4. 天井裏から変な音がする→スマホを突っ込んで撮影したら…… 映った“とんでもねぇ”モノに「恐ろしい」「何これ」と騒然の196万表示!
  5. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  6. 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  7. 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  8. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  9. 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  10. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評