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「残りの人生は慈善財団の仕事に投じる」――Microsoftのビル・ゲイツ会長は、同社に完全復帰する意向はないことを明らかにした。
Microsoftの株価が低迷していることから、ゲイツ氏がてこ入れのために同社に復帰するのではないかとの憶測が高まっている。だが同氏は、Microsoftには「パートタイムでかかわっている。今は慈善事業が自分の仕事だ」と6月11日の英Daily Mail紙のインタビューで話した。
同氏は2008年に、Microsoftの日常業務から退いて、非常勤の会長となった。その後は自身の財団Bill & Melinda Gates Foundationでマラリアのワクチン開発支援など、慈善事業に取り組んでいる。6月13日には、途上国での予防接種推進のために10億ドルを寄付すると発表した。
ゲイツ氏は1994年、メリンダ夫人と結婚し、母親を乳がんで亡くした年に同財団を立ち上げた。だががんの治療法ではなく、途上国向けワクチン開発支援に力を注いでいる。「財団のモットーは、すべての命に等しい価値があるということだ。マラリアで亡くなる人の方が、どの種類のがんで亡くなる人よりも多い。3歳でマラリアで亡くなるのと、70代で心臓発作やがんで亡くなるのは違う。世界はがん治療にかなりの力を入れてるから、わたしの財産をそれに投じても大きな効果はなかっただろう」とゲイツ氏はDaily Mail紙語っている。
このほかにも、自分の子どもにiPodやiPhoneではなく、ZuneなどのMicrosoft製品を持たせていること、 レオナルド・ダ・ヴィンチの「レスター手稿」を1994年に3080万ドルで入手したことも話している。
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