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ロボットプロレス団体「できんのか!」が主催
人間に代わりロボットがリング上で戦う映画「リアル・スティール」ばりのロボット格闘が日本で開催されているのを知っていますか? なんとロボットでプロレスなんだそうです。
でも、アレですよ、プロレスって過激だし、けっこう高度なエンタテインメントですよ。精密機械のロボットでやられてもねぇ……って、腰振りパフォーマンスにストンピング、アッパーカットにエルボードロップ、ジャーマンスープレックスホールド炸裂!! ダメージ表現に本格的なリングアナウンス、ちゃんとプロレスしてるじゃあないですかっ!?
このロボットプロレスを主催するのは、二足歩行ロボットによる格闘競技大会ROBO-ONEへの出場経験を有する実力派ロボットオーナーたちが集結し、2008年に発足した「できんのか!」(ロボットプロレス大会名も同じく「できんのか!」)。今回、その「できんのか!」主催者、小俣氏に話を聞くことができました。
「演出」からしてちゃんとプロレスしてます
筆者 小俣さんが「できんのか!」を主催されているんですね?
小俣氏 私が主催していますが、実は影の支配者とでも言いますか、プロデューサーとしてミステル・タマオ総統の存在が欠かせません。少々、お待ちください。
どこからか、マスクを取り出す小俣氏。おもむろにマスクをかぶる。そして、「総統のミステル・タマオである。ちなみに出身はメヒコ(メキシコ)だ」――。ああ、なるほど、ここいらあたりからすでにプロレスしてるんですね。
ということで日本語堪能な謎のメキシカン、ミステル・タマオ総統によると、「できんのか!」には、10体ほどのアーティスト(「できんのか!」では、ロボットレスラーをアーティストと呼ぶ)が所属しており、各アーティストにはキャラクターや必殺技がちゃんと設定されています。
例えば、先に紹介した映像(2011年9月4日に静岡で行われた「できんのか! 8」第1試合)で登場しているワルー選手は極悪非道のヒールで打撃技のエキスパート。流血仮面選手は根っからのパフォーマーで観客へのアピールはお手のもので、必殺技は流血エルボードロップ。プロのリングアナ、スペル松田氏が担当しているリングアナウンスも必聴です。


1機50万円の機体が過激にパフォーマンス!
ロボットプロレスで難しいのは、通常のロボットがまずしない動作をさせるところ。制作費1機およそ50万円という高性能ロボットたちを使い、1個1.5万円から2万円するというサーボモーターに通常の動作からいえば無駄な負荷をかけつつ、プルプル身体を震わせるダメージ表現(本来はあってはならない異常振動でハンチングという)などをさせています。
これをレスラーの自然な動きに見せるのがなかなかに難しく、モーションを手間暇かけて調整してプログラミングとして組み込んであるんです。なんというぜいたくさでありましょう。




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