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「とにかく水族館が大好き」という人なら「1日中魚たちを眺めながら過ごせたらどんなに楽しいだろう」と一度は考えたことがあるはず。そんな水族館フリークの願いをかなえる夢のような施設がシンガポールにあるのをご存知だろうか。
シンガポールの中心地からタクシーでおよそ15分のセントーサ島にある「Resort World Sentosa」に、昨年12月にオープンした海洋水族園「Marine Life Park(マリン・ライフ・パーク)」。そのマリン・ライフ・パーク内にある「S.E.A Aquarium(シー・アクアリウム)」の「Ocean Suites(オーシャン・スイート)」は“全客室から世界最大級の巨大水槽が眺められる”という世界でも珍しい宿泊施設だ。
シー・アクアリウムは総水量4500万リットル以上、800種10万匹が生息する世界最大級の海洋水族館。「S.E.A」=「South East Asia」の名の通り、東南アジアからアフリカ大陸へと続く海を10のゾーンに分けて表現し、それぞれの海で生きる生物たちの様子を紹介している。

その中心となるのが幅36メートル、高さ8.3メートルの巨大水槽パネル。自然光を取り入れた水槽の中にはマンタ、トラフザメなど色鮮やかな海洋生物などが生息し、悠々と泳ぐ姿は壮観。

その巨大水槽から見える窓が全11室の宿泊施設「オーシャン・スイート」。オーシャン・スイートでは客室まで専用のバギーでご案内。バトラー(執事)も24時間態勢で待機。食事は部屋か隣接のホテルで取ることができる。ホテルのスイートルームと同じサービスを受けられる。

扉を開けたとたんにアロマの香りが漂う客室は2階建てのメゾネットタイプ。開放的なアウトドアの滞在をイメージした2階はリビングとバスルームと屋外ジャグジー。ウェルカムフルーツとスイーツも用意されている。サービスは高級ホテルそのものだ。

そして1階のロールカーテンを徐々に開けていくと、そこには…

ジャジャーン!! 巨大水槽登場!! まるで自分が海の中に潜っているような気分を味わうことができる。


巨大水槽と向き合うようにダブルベッドが置かれ、水槽の前にはバスタブ! マリン・ライフ・パークに隣接する世界的高級スパ「ESPA(エスパ)」のアメニティーをぜいたくに使って巨大水槽をのんびり眺めながら優雅なバスタイムを満喫できる。

ん!? いや、待てよ。ということは、水槽越しに宿泊客の素っ裸がほかのお客さんに見えちゃうじゃないか? それは心配ご無用。実は、客室内のライトの明るさが自動的に制限されていて、一定の明るさ以上にはならないので、お客さん側からは室内の様子は見えにくくなっている。
これなら室内を生まれたままの姿でウロウロしていても大丈夫(笑)。逆に魚たちの視線が気になるときはカーテンを閉めればオッケー。
実はこの巨大水槽には、まだまだ魚が追加されるのだそう。今宿泊して、また数カ月後にリピートしても、全然違った水槽の様子が見られるというのも面白いかも。
しかし気になるのはお値段。1泊なんと2400シンガポールドル(18万円強)から。スイートルーム同等のサービスも受けられて、夢のような時間を過ごせるなら、この値段そんなに高くはない……かも!?
取材・撮影・文 / 大井あゆみ
編集協力 / 岡徳之
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