間違った日本語の代表的な例に挙げられる「汚名挽回」。「名誉挽回」との混同で「汚名を取り戻してどうするんだよ」とツッコまれやすい言葉ですが、実は「汚名挽回」も誤用ではない、と国語辞典編纂(へんさん)者の飯間浩明さんがツイートして話題になっています。
「挽回」には「元に戻す」という意味があるため、「汚名の状態を元に戻す」と解釈できるとのこと。つまり意味としては「汚名返上」と同様に使うことが可能で、「疲労回復」の使い方をイメージするとわかりやすいそうです。以前は「汚名挽回」も普通に使われていましたが、1976年頃から誤用説が広まったというのが飯間さんの考えで、最新の三省堂国語辞典(七版)には「誤用ではない」とはっきり書かれています。

飯間さんが携わった「三省堂国語辞典第七版」には「誤用ではない」との記述が。アプリでも確認できます
Twitter上では「間違いじゃなかったのか!」と驚く人がいる一方、「やはりどうもしっくりこない」「混乱する」という声も。「挽回」という言葉の意味についてもさまざまな議論に発展しており、Togetterにまとめられています。

「汚名挽回」をめぐってさまざまな意見が出ています
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