東京メトロ南北線は2015年3月10日の始発(市ケ谷駅)より、目黒駅(東京急行電鉄が管轄)を除く南北線18駅の発車メロディーを変更する。

変更の理由は、各駅の発車音を「地域をイメージしたメロディー」にするため。赤羽岩淵駅から本駒込駅までは桜やバラ、宿場町、川など江戸から近代への歴史をイメージした発車音に。東大前駅から四谷駅までは高校・大学、神社などが多く「緑豊かな都心」をイメージ。永田町駅から白金台駅は、大使館が多くインターナショナルな雰囲気があることから「都会的なスタイリッシュさ」をイメージしたという。ちなみに、後楽園駅は球場にちなんで「Take me out to the ball game(私を野球に連れてって)」を採用。それ以外の駅は全てオリジナル曲で、鉄道関連音源制作で実績のあるスイッチが担当した。

実は、南北線の発車メロディーは東京メトロで一番古いもの。南北線が開通した当時(1991年11月29日)、発車合図としてブザーを鳴らすのが主流だったが、ワンマン運転でホームドアを最初に付けた南北線はその合図として現在のメロディーを採用したという。それから約23年と2カ月の間親しまれてきたが、今回初めて変更へと踏み切った。
東京地下鉄の担当者によれば、今回のメロディー変更は「駅のホームで流れる音源のみ」とのこと。電車が遅れていたり停車時間を短くする場合には運転士が切替えて車両(電車のスピーカー)からメロディーを流せる仕組みになっており、こちらは今までどおり「レラミーレラミラーーー」「ミラシレミシーーー」という聞きなれた発車音が鳴り響く。長年の間親しんだ発車音が聞けなくなると思うと少し寂しい気がしたが、今後も意外と頻繁に聞けそうだ。
なお、3月10日から流れる新しい発車音は全部で38種類。その音源を特別に入手したので、「一足先に聞いてみたい!」という方はどうぞ。
追記:2015年3月10日
※関係者から連絡があり、事実確認を行っているため一時音源を消去しています。
追記:2015年3月30日
※東京メトロ側の都合により、現在音源は東京メトロホームページ「お知らせ」から試聴できます。
(太田智美)
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