昨年末、記事の見出し(タイトル)が「ラップみたいだ」と指摘されて注目を集めた日本経済新聞電子版(関連記事)。4月21日に公開した記事がまたもや韻を踏みまくりで、Twitterで「日経ラッパー記者」の存在がウワサされています。見出しは「5G通信で技術革新 VRで触診、記者も感心」。4回も「シン」とライム刻みすぎだメーン!

話題の記事「5G通信で技術革新 VRで触診、記者も感心」。「記者の感心」はさすがに意図的では……!?
記事は、日経産業新聞で掲載した連載「イノベーション新潮流」の第2回を電子配信したもの。ドレスデン工科大学を取材しながらドイツの製造業の新潮流を伝えています。
本紙の見出しは「製造の革新に5G通信」「VRで触感/車の乗り心地再現」「好み分析 開発に利用」「ドレスデン工科大と独テレコム」とあまりラップらしくありませんが、電子版では「5G通信で技術革新 VRで触診、記者も感心」とドープなタイトルに変わったもよう。「しっかりと韻を踏んでいますねぇ」「タイトルのグルーヴ感よ」とそのラップ感に感心する声があがっていました。
日経電子版は昨年12月にも「パソコン苦境、見えぬ展望 東芝・富士通・VAIO統合」というラップのような見出しの記事を公開。Twitterユーザーの@lynmockさんがこちらと合わせて今回の記事を「日経ラッパー記者の仕事」とツイートしたところ、5時間で1万回以上リツイートされるなど話題になりました。「日経ラッパー本当好き」「どうしてもラップのように発音してしまうYO!」「同じ見出し担当じゃねーの?(笑)」と、韻を踏みたがる記者の存在を感じる人たちも。

前回話題になった秀逸リリック「パソコン苦境、見えぬ展望 東芝・富士通・VAIO統合」
日本経済新聞に今回の見出しの経緯を問い合わせたところ、「ラップのようだとは指摘されて初めて気づきました。狙ったわけではなく、素直に見出しをつけた結果だと思います」と担当者。同媒体では整理部の専門記者が「限られた字数で」「必要な情報を」「読みやすく配置」というテーマで見出し語をつけているそうですが、そのなかで偶然ラップのようになったのかもしれません。
(黒木貴啓)
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