「マイコンピュータフォルダにあるCドライブやDドライブ。なぜAとBがないのか知っていますか?」と、11月18日金曜日にNECパーソナルコンピューターが公式Twitterでクイズを出しました。ヒントは掲載されたフロッピーディスクの画像。これ自体が若い人には分からないかもしれませんが、昔はそういう磁気記録媒体があったのです。

ヒントのフロッピーディスク。ちなみに最大容量は1.44メガバイトと、現在からすると高画質の写真1枚を入れるのも難しいメディア(画像はNECパーソナルコンピュータのTwitterより)
PCのドライブレター(ドライブやパーティションを識別するための文字)に関するこのクイズ。「分かった人はリプライで回答、正解の発表は月曜日に」とツイートされた結果、土日に回答が殺到しました。正解をざっくりと言うと、「FDD(フロッピーディスクドライブ)2基(A・Bドライブ)だけで稼働していた昔のPCのなごり」となります。
筆者が独断で模範解答と考えたツイート
現在のWindowsPCの源流であるIBM PCは、Aドライブにシステムディスク、Bドライブにソフトやデータ用のディスクを挿入しての運用を前提としていました。のちに登場したHDD(ハードディスクドライブ)には、増設ドライブとして「C」以降のドライブレターが割り当て。HDDの普及後もソフトの互換性を保つためにドライブレターはそのまま固定され、フロッピーディスクがすたれたあともその仕様は残っているわけです。


しかしややこしいことに、NECが1980〜1990年代に圧倒的なシェアを誇っていた国産機「PC-98」シリーズは、起動用のドライブがHDDでも「A」として認識される仕様でした。そのため、出題ツイートには「NECが出すとややこしいクイズ」など、ツッコミのリプライが数多く寄せられました。
そして11月21日月曜日、NECが予告通り明かした正解は「以前は、FDD搭載パソコンが多かったため、それぞれをAドライブやBドライブと割り当て、HDDはその次のCドライブに割り当てられていたなごりだった」と、大方の回答通りの内容。盛大なツッコミがあったPC-98の仕様についても、「皆様からコメントで頂きました通り、PC-98シリーズは、起動したドライブがAドライブになるという仕様でした」と、シンプルにコメントしています。個人的には、もう少し茶目っ気のあるアンサーがほしかった……!
(沓澤真二)
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