長崎県の軍艦島(正式名称:端島=はしま)に、場違いな文明の利器が設置されていると話題になっています。1974年以来無人島になり時の止まった軍艦島にある、謎の物体は……Wi-Fiでした。
ズコーッ

時止まってねえ!

GUNKANJIMA-WIFI
軍艦島のWi-Fiが話題になったきっかけは、Twitterユーザーの茶竹抹茶竹・さたけまさたけさん(@stkmastk)が軍艦島に訪れた際に撮影した写真。“時代から取り残された無人島”の感覚を堪能しているなか、山の上に白い棒が立っているのに気付き「あれは何ですか」とスタッフに訪ねたところ「Wi-Fiです」という予想外の答えが返ってきたそうです。全然時代に取り残されてなかった。最先端の電波飛んでた。
ちなみに、軍艦島で使えるWi-Fi名(SSID)は、GUNKANJIMA-WIFI。実に分かりやすいですね。せっかくなので、このWi-Fiが出ているという白い棒についてNTT西日本の長崎支店に詳細を聞いてみました。
まずこの棒は、実はWi-Fiの電波を飛ばしているものではありません。写真右上にあるビル屋上の小さな白い点の内の2つがWi-Fi機器です。ちなみに、一番右の少し大きな白い点は定点カメラ。
つまり、「あの白いのは何ですか」という質問に対し、スタッフはビルの上にあるWi-Fi機器のことを聞かれたと解釈し「Wi-Fi」と返答したものと思われます。なお、白い棒は「NTTが関わったものではないため不明」とのこと。軍艦島Wi-Fiの詳細は、NTT西日本・長崎支店のニュースリリースと別紙で解説されています。

軍艦島Wi-Fiの解説。稲佐山山頂から軍艦島資料館を経由し、軍艦島にFWA無線電波が届く(画像は別紙より)

軍艦島資料館から届いた電波は3号棟屋上から貯水塔のアクセスポイントに送られWi-Fi電波に変換される(画像は別紙より)
このWi-Fiの提供期間は、2016年9月9日〜2017年3月31日(9時30分〜16時30分)まで。現在はトライアルでの提供となっているため、期間限定とのこと。ただし、利用状況などによっては、延長される可能性もあります。
使用できる範囲は第一、第二見学エリアとなっており、島内でも使えない場所があります。1日の利用者数については、現在検証中とのこと。
予想外にハイテクなシステムが構築されていた軍艦島ですが、やはり便利な方がいいですからね。歴史をそのまま保存した島でネットにつなげるなんて、粋な計らいではないでしょうか。風情の有無はさておき。
1月18日 17時50分追記
初掲載時白い棒は電波を受け取るためのものと記載していましたが、再度NTT西日本長崎支店に確認したところ誤りであったことが判明したため内容を修正致しました。訂正しておわび致します。
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