高橋留美子さんの人気漫画「犬夜叉」の舞台が天王洲・銀河劇場でついに開幕しました。

戦国時代にタイムスリップした日暮かごめと、妖怪と人間の間に生まれた“半妖”犬夜叉が、手にした者に強力な力を与える“四魂の玉”をめぐり、数奇な運命に立ち向かうストーリー。原作は1996年から2008年にかけ小学館「週刊少年サンデー」で連載され、伝奇的な世界観や交錯する恋心など高橋さんの真骨頂といった内容が人気を博し、2000年にはテレビアニメ化、劇場版アニメもこれまでに4作公開、舞台化の一報も話題を呼びました(関連記事)。


人気作品の主人公を演じるに当たり「ファンに叩かれないようにがんばる」と語っていたゴールデンボンバーの喜矢武豊さん。開幕に先駆け行われたゲネプロでは、「ふしぎ遊戯」など、舞台俳優としての活躍も著しい喜矢武さんが達者なアクションでアクロバティックに舞台狭しと大活躍。乃木坂46の若月佑美さんと伊藤純奈さんが演じるはねっかえりの現代っ子・かごめと、落ち着いた巫女の桔梗らとともに、アクションあり恋愛ありの力強いシーンを繰り広げました。


喜矢武「ゴールデンボンバーのメンバーが恋しくなること? 全くないですね」

ゲネプロに先駆けて行われた囲み取材には、喜矢武さんや若月さん、伊藤さんのほか、殺生丸役の佐奈宏紀さん、弥勒役の滝口幸広さん、奈落役の木村了さんが出席。座長で主役の喜矢武さんは、「座長として心がけていること」を聞かれ、「ないですね。僕が引っ張るというより、僕が頑張るという気持ち」と殊勝なコメント。とはいえ、「稽古中、空気を明るくしてくれたのは喜矢武さん。かっこいい座長だと思いました」(若月さん)などの声もあり、また、喜矢武さんが夜遅くまで稽古をしていたことなども明かされ、座長、リーダーとして並みならぬ努力をしていた様子が伺えました。

余程舞台に集中していたのか、「ゴールデンボンバーのメンバーが恋しくなることは?」と聞かれ、「まったくないですね」と即答してみせた喜矢武さん。「普段、(金爆のメンバーとは)毎日のように顔を合わせているので、久々に顔合わせなくてすんでいるなって、のびのびと今が一番羽が生えています」と生き生きと語りました。
ゲネプロのカーテンコールでは「あなたたちが面白かったと記事に書けばいいんです!」(喜矢武さん)と報道陣に強気のアピール。華麗な雄姿が見られる舞台「犬夜叉」は、4月15日まで天王洲・銀河劇場で公演。千秋楽には全国各地の映画館でライブビューイングも実地予定です。


(C)高橋留美子/小学館 (C)2017 ネルケプランニング/ユークリッド・エージェンシー/小学館
(田下愛)
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