マンボウ研究者、澤井悦郎さんのマンボウ解説書『マンボウのひみつ』が8月22日に発売されます。澤井さんは先月、新種のマンボウ「カクレマンボウ」発見者の1人として話題になりました。

同書は紀元前〜現在のマンボウ知見を網羅し、分類、生態、民俗を軸にまとめたもの。夜光る、すぐ死ぬ、おぼれる人を助けた、3億個産卵して生き残るのは2匹……といった伝説の真相や、古い文献探しから先端技術での生態調査、料理やサブカルまで丸ごと一冊マンボウづくしとなっています。

澤井さんは、7月19日にマンボウ属新種「カクレマンボウ」を発表したオーストラリアの大学院生Marianne Nyegaard氏率いる日本・ニュージーランドの国際共同研究チームの主要メンバー。カクレマンボウは125年ぶりに発見されたマンボウ属の新種で、最大の個体は全長2.42メートル。「これまで分類学者の目を欺き他のマンボウ類に紛れて隠れてきた」という意味から、学名はラテン語で「偽装した」「隠れている」という意味を持つ「tectus」に由来する「Mola tecta」(カクレマンボウ)と名付けられました。

『マンボウのひみつ』は税込1080円で岩波書店から発売されます。表紙を描いたのは、絵本『イモリとヤモリのみわけかた』を手掛け、先に「身近なヘビの見分け方」イラストがTwitterで話題になった(関連記事)イラストレーターのツク之助さんです。
(画像提供:澤井悦郎さん)
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