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2018年の1月1日、米女優のリース・ウィザースプーンや英女優のエマ・ワトソンらが一斉に「#TIMESUP」のタグが付いたメッセージを投稿し始めました。

この「時間切れ」を意味する「TIME’S UP」は、映画、テレビ、舞台などエンターテインメント業界で働く俳優、プロデューサー、脚本家たちによって起こされた運動。300人以上の賛同のもと作成された書簡は米『The New York Times』誌にも全面広告として掲載されました。「Dear Sisters」と題されたこの書簡では、農業に従事する女性、工場で働く女性といった、セクシャルハラスメントがうやむやになることが多い職業の女性たちへの支援を表明しており、有色人種、移民、レズビアンやバイセクシャル、トランスジェンダーなどあらゆる立場の人への平等な労働環境も求めています。


2017年に映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインへのセクシャルハラスメント被害告発をきっかけに起こった「#MeeToo」運動。今回の「TIME’S UP」は、それに賛同した農業に従事する女性たちの組織「Alianza Nacional de Campesinas」による書簡と強くひもづいているもよう。約70万人が署名したこの書簡では、彼女たちがハリウッドで起こっているセクシャルハラスメントにショックを受けたことや、これを告発する運動に勇気付けられたこと、そして農業の世界で起きているセクシャルハラスメントの実態などが明かされています。
「TIME’S UP」では、彼女たちのように訴訟費用のない人を法的に支援するための基金が設立。15億円を目標にしたこの基金は、記事執筆時点で約14億7800万円まで集まっています。また、セクシャルハラスメントへ対策を行わない企業に対する法的な罰則も訴えかけており、抜本的な改革とともに解決に向かおうとする強い意志が見られます。
感謝祭で映画「キル・ビル」中の画像とともに「ハーベイ以外のみんなおめでとう」「じわじわ進行しているようでよかった」と#MeeToo運動に参加したユマ・サーマン。問題の根深さと強い怒りが感じられる投稿
「TIME’S UP」には、この他にメリル・ストリープ、ケリー・ワシントン、クロエ・モレッツ、ブレイク・ライヴリー、ナオミ・ワッツ、マーゴット・ロビーら多くの人々が賛同。これまでSNSアカウントを持っていなかったナタリー・ポートマンは、これを機にInstagramのアカウントを設立しています。
1年間のみんなの決意は、もうセクハラと職場の不平等を普通のこととして受け入れないこと。それは普通のことじゃないの
J・J・エイブラムスの制作会社も
ジャスティン・ティンバーレイクら男性も支持
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