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「オフ会」といえば、ネットで知り合った人とオフライン、つまりリアルで会うという行為ですが、どうやら次世代では自宅にいながら参加できそうです。
23日、VRゴーグルをかぶり、自分の体を3Dスキャンしたアバター同士でバーチャル空間で会うという、ややこしい出来事がTwitterで報告されていました。
舞台となったのは、1カ月でユーザー数が10倍近くも増えるほど人気を集めているソーシャルVRサービスの「VRChat」。「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」ことバーチャルYouTuberの「ねこます」さんが激推ししていたことで知った方もいるはず。
VRChatは自分の好きなアバターを使えるのが特徴ですが、そこにメディアアーティストの坪倉輝明(@kohack_v)さんが注目して、以前、3Dスキャンした自分の体のデータを登録。さらに左手に光る剣、右手にファイアボールのエフェクトをつけて、「能力者」っぽく振る舞って遊んでいました。
さらに別ルートからVRChatに興味を持った、HoloLensアプリ開発者のmorio(@morio36)さんが、知り合いだった坪倉さんにアドバイスを求めて、話の流れでフレンドを申請。23日夜に「今入れますか?」とVRChatで会うことになって、morioさんも以前3Dスキャンした自分の体でログインしたところ、バーチャル空間なのにリアルの顔同士で会うという「VRオフ会」になったそうです。
現地では、VRChatの操作方法や「能力者」エフェクトのカッコよさなどを、身振り手振りを交えて声で会話していたとか。
坪倉さんに当時を振り返ってもらうと、「音声も若干の遅延はあるけど全然気にならないし、3D音源で声の出て来る方向も合っているのではっきり聞き取れます。実写アバターだと、リアルで会うのと感覚が近くて、リモートワークや全部会議とかこれでいい気がしました」と、可能性を大いに感じた模様。
さらに、3Dスキャンではないアバターの「ふしめろ」(@hushinomiya)さんが合流して3人で記念写真。
VRChatに実写アバターを持ち込む方法についても聞いたところ、3Dデータは坪倉さん、morioさんとも、東京都港区にある「SUPER SCAN STUDIO」にてスキャンしたそうです。
人の体として動かせるようにする「リギング」という作業では、坪倉さんはBlenderで手づけし、morioさんは「mixamo」というオンラインサービスを利用。さらにソフト開発ツール「Unity」に持ち込んで、VRChat SDKを利用してアバターを書き出しています。なお、mixamoを使うと、Unityに読み込んだ際にトラブルが起こりますが、下記の手法で解決できるそうです。
ちなみにmorioさんがVRChatに興味を持ったのは、morioさんの実写アバターを他人に貸してログインしたときの話を聞いたのがきっかけだとか。なりすましでバーチャル空間に入るって、なんとなくゴーストが囁く素敵な響きですね……!
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