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個人技術者Joao Almeida氏が、「Poketoshi」と呼ばれるプログラムを実験的に稼働中だ。「Poketoshi」は「ポケットモンスター(ファイアレッド)」と「Twtich」、そして「ブロックチェーン技術」を組み合わせた企画。ストリーミングサイトTwitchを介してコマンド入力をし、「ポケットモンスター」を操作するという、ちまたで流行中の「Twitch Play」と呼ばれる遊びの1つである。しかしこの企画は単なる「Twitch Play」ではない。「Poketoshi」においては、コマンド入力をするには少額の仮想通貨が必要になる。つまり、“行動ごとにお金を支払わなければならない”「ポケモン」なのだ。
一般的なビットコインの取引においては、取引ごとに手数料が発生する。それゆえに少額の支払いにおいては取引の金額よりも手数料の方が高くなるということがありえる。しかしライトニングネットワークを使えば、取引のプロセスが短くなることにより、低手数料で少額の取引ができるようになる。このライトニングネットワークをなぜか「ポケモン」と「Twitch」に適用させたのが今回の「Poketoshi」だ。こちらのツイートをヒントに今回の企画を思い付いたという。
「Poketoshi」は公式ページからプレイできる。コントローラーをクリックし一連の行動を決定した後、Submitを押し確定させればQRコードが表示されるので、送金すればストリーミング中の「ポケモン」にコマンドが反映される。一連の支払いにはOpenNodeが採用されているとのことだ。一度のコマンドの指示には10Satoshi(ビットコインの単位)が求められ、10Satoshiは現在のレートでは約0.66円。つまり、0.66円支払えば主人公を自由に動かせることができるというわけだ。
※ライバルの名前はBCASH
実際のストリーミングを見ると、Twitch Playでは無料であるのが当たり前な「行動を入力」することにコストが必要ということもあり、視聴者は一定数存在すれどコマンドを入力する人はなかなか現れず、同じような画面が続く。なかなか動きがない静かなストリーミングとなっている。とはいえ、Almeida氏は配信初日には6万2000 Satoshi(400円強)投じられたと報告し喜びを見せているように、中にはお金を出す物好きなプレイヤーもいるようだ。
今回の企画は、仮想通貨と「ポケモン」を組み合わせるという、なんとも興味深い組み合わせである。しかしながら、ストリーミングを介して利益を得ているということは「ポケモン」のIPを商用利用していることになる。ギリギリ(アウト)のラインで前衛的な実験を続けるJoao Almeida氏の「Poketoshi」の配信は、いつまで続くのだろうか。
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