愛知県で6歳の子どもが熱中症で亡くなった痛ましい報道を受けて、漫画家の火ノ鹿たもん(@Tamon_Hinosika)さんが、自身の息子・ナナセくんが熱中症で危ない目に遭った経験を漫画につづりました。ナナセくんも当時6歳で、亡くなった子どもと同じように「疲れた」と言っていたことを思い出したのだそうです。
- 参考:小1男児が熱中症で死亡 校外学習中に「疲れた」訴え(朝日新聞デジタル)

2015年5月、作者は家族旅行中に水族館を訪ねました。開館前だったので、ナナセくんたちを外で遊ばせてから一行は入館。ところが、間もなくして彼は「疲れた」としゃがみこんでしまいました。移動の車中でずっと寝ていたにもかかわらず、「眠い」と言ってそのまま動こうとしません。

作者はナナセくんをベンチで休ませて抱きかかえたときに、彼が高熱を出していることに気付きました。救護室で診てもらったところ体温は38度もあり、軽い熱中症と診断されました。当日は気温こそ高くなかったものの、湿度が高かったといいます。そのため汗が蒸発しにくくて体温が下がらず、身体に熱がこもったのが熱中症の原因とみられています。

作中の湿度や汗に関する表現については、若干正確でないのではと、医療系の学生から指摘が入っています
その後ナナセくんは大事には至らなかったものの熱が下がらず、旅行中ずっと寝込んでいたとのこと。作者は「小さいお子さんがいるかたはどうぞお気をつけて……」と呼びかけて話を結んでいます。
ツイートには「小さい子どもにとって『疲れた』は本当につらいことをうったえる精一杯の表現」といったリプライが寄せられていました。大人でも同様のことがあったとの報告もあり、語彙力の問題でなく、熱中症で意識がもうろうとすると「疲れた」しか言えなくなるのだと思われます。その言葉を軽く見ずに、異変を感じたらすぐ対応することが大切です。
画像提供:火ノ鹿たもん(@Tamon_Hinosika)さん
(沓澤真二)
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