体長1.5センチの最小・最強ヒーローが活躍する映画「アントマン&ワスプ」の公開を控え、ペイトン・リード監督が来日。ねとらぼのインタビューに対して「アントマンスーツは『ウルトラマン』の影響を受けてデザインした」と意外なエピソードを語ってくれました。

「アントマン&ワスプ」のストーリー
前科持ちの主人公、スコット・ラング(演:ポール・ラッド)が偶然“アントマンスーツ”と出会ったことから、身長1.5センチのヒーローとして活躍する作品「アントマン」。今作では、ホープ・ヴァン・ダイン(演:エヴァンジェリン・リリー)も“ワスプスーツ”を身にまとい、女性ヒーロー「ワスプ」として強敵に立ち向かいます。
物語は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」参戦の影響で自宅に軟禁状態のスコットが、ホープに突然連れ去られるところからスタート。「ゴースト」と呼ばれる謎の敵が、アントマンスーツの秘密が隠されている“研究所”を狙っているというのです。スコットはホープと協力して研究所を守り抜けるのか、スリリングでコミカルな演出がジェットコースターのように展開していきます。



なぜキャリーケース状なのか……?



「アントマンのスーツはウルトラマンからインスピレーションを得たもの」
記事前編でお届けするのは前作からの続投となったペイトン・リード監督のインタビュー。優しい笑顔を向けながら、丁寧に答えてくれました。

――「アントマン」シリーズはカッコイイだけでなく、コミカルな部分も非常に魅力的な作品です。世代や国境を超えるボーダーレスな笑いを演出する秘訣はあるのでしょうか。
リード監督:スリルという意味では現代的ですが、アクションシーンも含めてバスター・キートン(注:アメリカの著名な喜劇俳優)的なコメディーを意識して撮影しています。またホープはワスプになるために訓練を積み、ヒーローになったことを最大限生かしていますが、スコットは今作でまたアントマンになるのか、アントマンとして活躍したいのかどうかも分からないような優柔不断なところがあります。そうした考え方の違いやスコットとホープの関係性がボーダーレスな笑いを生み出しているのかもしれません。


――他のマーベル作品との違いを挙げるとすればどんな点でしょうか。
リード監督:「家族の話が主軸」というのがポイントだと思います。究極的には「父と娘の話」を描いているというところですね。
――家族の話という点でいくと、今作は「スコットとキャシー」「ホープとピム博士」「最強の敵ゴースト(エイヴァ)を巡る家族の物語」という3つの家族の愛が複雑に絡み合います。この3家族を通してどんなことを伝えたかったですか。
リード監督:マーベル・シネマティック・ユニバースの他作品、例えば「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と比べると、危機にさらされているスケールは大きくないかもしれませんが、「家族が再結集できるか」というテーマはとても重要なことだと考えています。これを大枠にさまざまなストーリーが入っていて、それぞれの家族が違った状況に置かれているという点が、映画を見ている人にきっと共感してもらえると思います。


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