現在では一般に、漢字を書くときにパーツの位置を入れ替えると間違いだとされます。例えば「海」のさんずいを右に動かして、「毎シ」のようにすることはできません。
珍しい例では、「部(ブ)」と「陪(バイ)」のように、パーツは一緒なのに左右を入れ替えるとまるで違う漢字になってしまうものまで存在します。

このように、漢字はパーツの組み合わせでできています。しかしよく考えてみると、それならばどうして、同じパーツなのに違う意味の漢字が存在するのでしょう。ここでは、「部」と「陪」を例にとって考えてみましょう。
“あの形”には2種類ある
結論から言ってしまうと、「部」の右側と「陪」の左側は、まったく違うものなので、この2つの字の意味が違うのは当たり前のことです。
2つとも“あの形”で、形に違いは見受けられないように思われます。しかしこれは、省略された形を見ているからであって、もともとは違う形をしていたのです。
「部」の右側の“あの形”は「おおざと」と言い、もともとは「邑」という形をしていました。邑は「むら」と読む通り、村や里といった意味があります。
一方、「陪」の左側の“あの形”は「こざとへん」と言い、もともとは「阜」という形をしていました。現在では「岐阜」くらいにしか使われていないこの字ですが、丘などといった意味があります。
パーツは省略されがち
このように、漢字のパーツはしばしば省略されます。現代の私たちが急いで字を書くときと同じですね。
この結果、まるで違う漢字だったはずの「邑」と「阜」が同じ“あの形”になってしまうというようなことも起きてしまいます。

漢字の意味・成り立ちを考えるときには、現在知られている形ではなく、もともとの形を見なければいけないんですね。
コメントランキング
「実はこれが好き!」 【六花亭】お菓子、あなたの一番は?【2026年版・人気投票実施中】 | グルメ ねとらぼ
「クオリティが違う」 “刺身がマジでうまいと思う都道府県”第1位に「ここに住みたい」「スーパーに並ぶ刺身の透明感は現地ならでは」(6/6) | グルメ ねとらぼリサーチ:6ページ目
「立地は神です」 “首都圏で立地の評価が高い大学”ランキング! 上位に「ホテル的な建物で校舎も綺麗」「第1志望ではなかったけど、日々充実」の声(2/2) | 大学 ねとらぼリサーチ:2ページ目
「一瞬で虜になった」 買ってきてほしい“福島土産”ランキング1位に「罪な味」「味も香りも優しくて懐かしい」の声(5/5) | お菓子 ねとらぼリサーチ:5ページ目
「住んでいて誇りに思える地域」 “兵庫県で住みやすい街”ランキング上位に「全てのバランスが良い」「住みやすすぎて、引越したくありません」の声(6/6) | 住まい ねとらぼリサーチ:6ページ目