トヨタ自動車と東京2020組織委員会は11月30日、「東京2020オリンピック聖火リレー プレゼンティングパートナーシップ契約」を締結したと発表しました。

同契約はオリンピック聖火リレーのスポンサープログラムで最高位となるもの。オリンピック聖火ランナーの募集キャンペーンの実施、呼称・マーク類・関連素材の使用、リコグニッションプログラム、関連事業協賛権、商品・サービスのサプライ機会、マーケティングサポートなどの権利が与えられます。具体的にはオリンピック聖火ランナーの募集キャンペーン、オリンピック聖火リレーおよび関連イベントなどを実施する計画です。

併せて、過去に日本で行われたオリンピックそれぞれに当時の先端車両を提供してきた経験から、聖火ランナーの先導車など車両供給の面でもサポートを行うとしています。
1964年東京オリンピックの聖火リレーではクラウンエイト、クラウン、コロナを、1972年札幌冬季オリンピックの聖火リレーではランドクルーザーを、1998年長野冬季オリンピックでは初代プリウス、ハリアーを提供。また、競技の先導やサポートカーとしても1998年長野大会で計1520台のトヨタ車両が用いられました。
過去の先導車に先端技術を備えた最新車両や悪路・雪道の走行性能が高い車両などが選ばれましたが、今回は何になるのでしょう。新世代EVと自動運転技術、そして新たなモビリティ社会への対応を強くアピールできる「e-Palette Concept」のような自動運転車になるのかもしれませんね。





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