「♪カステラ1番 電話は2番 3時のおやつは文明堂」と人形が踊る、和菓子の老舗・文明堂のCM。印象的な歌詞が耳に残っている人も多いのでは?
カステラを代表的な商品とする同社が「カステラが1番」「3時のおやつは文明堂」とうたうのは、理解しやすいところ。ですが、「電話は2番」とは一体どういうことなのでしょうか。

人形が踊るあのCMの歌、覚えてません?
文明堂東京によれば、あのCMのキャッチフレーズが誕生したのは昭和12(1937)年のこと。合わせて、各地域の電話局の電話番号「2番」を買いそろえていたそうです。
当時はまだ電話交換手が活躍していた時代で、その際には、交換手に電話番号などを伝えて相手方につなげてもらう形。つまり、歌詞通り、電話口で「2番」といえば、文明堂に連絡できるようにしていたというわけですね。

ちなみに、文明堂はのれん分けによって拡大していった企業で、要するに“同じ「文明堂」ブランドを使う複数の会社”が存在。「カステラ1番」のフレーズを考案したのは、長崎県で始まった同ブランドの東京進出を果たした宮崎甚左衛門だといいます。
そのため、出身地によっては「あのCMを見たことがない」という人もいるのだとか。例えば、長崎県にある文明堂総本店Webサイトを見ると、全く異なるCMが掲載されています。



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