「スノボ板のこの紐は必ず足に付けてください!」――スノーボード板と足をつなぐ「リーシュコード」を付けていなかった無人板に猛スピードで接触され、指切断の大けがをした人のツイートが反響を呼んでいます。

スノーボード板に着用するのがマナーの“リーシュコード”(編集部撮影)
スノーボード板が身体から離れて斜面を滑っていくことのないように、板と身体をつなぎとめる重要なアイテム、「リーシュコード」(通称:リーシュ)。お値段は1000円〜2000円程度で、無人になったスノーボード板が猛スピードで斜面を駆け降りると大変危険なため、スキー場によっては、リーシュコードを装着していないとリフト乗車NGといった場所もあるなど、暗黙の了解的に“リーシュの着用は守るべきマナー”だとされています。

1000円〜1500円程度で購入できる(Amazon商品ページより)
一方で初心者のスノーボーダーの中にはその存在を知らなかったり、レンタル料金がかさむことを気にしたりしてリーシュの着用をしないボーダーがいるのも事実です。
Twitterユーザーのピロティ(@mkxt43vvn)さんもリーシュを付けていないスノーボード板が原因の接触事故に巻き込まれた1人。スキー場で手をついて座っていたところ、猛スピードで滑り降りてきた無人のスノーボード板が直撃し、左手の人差し指の先端を切断するという痛ましい事故に遭ってしまいました。
切断された指はグローブの中で見つかったものの、接合には至らず、完治には3カ月程度を要するとのこと。またこの他にも歩行はできるものの、左ひざに青あざができてしまったといいます。ピロティさんは同様の事故を減らしたいという考えで「これで少しでも多くの人に心がけてもらえば指も報われます!」と、リーシュの重要性を訴える注意喚起のツイートを行いました。
ねとらぼ編集部がピロティさんに詳しいお話を伺ったところ、「加害者となった方は責任を認めて誠意をもって対応してくださっている」とのこと。また3年ほどのスノーボード経験の中で、今回同様、無人のスノーボード板を見たことがあるとも話し、「スノボは本当に楽しいスポーツなので、守るべきことをしっかり守って、ケガなく多くの人に楽しいんでほしいです」とコメントしてくれました。
またスノーボードだけでなく、サーフィンやボディーボードでも板にリーシュコードを付けることはマナーとされています。実は筆者も海外でのサーフィン中に、リーシュを付けていないロシア人サーファーに接触され、自分のサーフボードが破損する事故に遭遇した経験があります。このときはとっさに板から離れたため、板同士の接触で済みましたが、サーフボードには「フィン」と呼ばれる舵がついているため、ピロティさんのように体に切り傷を負ってしまったり、当たりどころが悪ければ骨折といった可能性もありました。
安全に楽しむためにも、必ずリーシュコードはつけましょう。
(Kikka)
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