学生時代、先生の目を盗んで学校で友達に手紙を書いていたことがあります。
手紙といっても使われるのはレターセットとかではなく、ルーズリーフやノートの切れ端など授業中に出していても違和感がないものです。それらを使って、女の子たちはペンでデコったり、凝った折り方をしてみたりと手紙に個性を出していました。
力作の手紙をもらうとうれしかったものです。でも、それとは別に「気負いせず雑に回せる手紙」というものも存在しました。








手紙をデコったり、凝った折り方をたくさんできる子はプリクラでも活躍することが多く、手紙を書くスキルは当時の女子高生(2003年ごろ)にとっては必須教養かつステータスでありました。「LINEみたいな手紙」は装飾するスキルが求められないのもよかった。








デコる系の手紙は楽しいものでしたが、同時に「かわいく書かなくては」みたいなプレッシャーがしんどい時もありました。そんな時にもぴったりなのが「気負いせず雑に回せる手紙」なのです。ルーズリーフに何行かだけ書いた手紙を友達に回すと、チャット形式で会話が続くのが楽しかったのです。私たちはあの頃、紙でLINEをしていたのかもしれない。
あえて手紙を交換するのは楽しかったのですが、授業そっちのけで書いてしまってテストの時に困る、ということも起こりがちでした(自業自得)。大人になった今言えることは、「こっそり手紙を書いてもいいが授業は聞いておけ」です。でも、そんな思い出まで含めても楽しかった。スマホ普及したけど(自分の時はガラケー)、手紙の文化は残り続けて欲しい。
(ちぷたそ)



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