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ねとらぼ
2026/10/31 21:15(公開)

築150年、50万円で買った古民家の“ゴミ部屋”→天井と壁を解体しDIYで雰囲気ガラリ「すごいの一言」「日本の宝です」

Googleで優先するソースとして追加

 築150年の古民家の一室を、長い時間をかけてDIYした記録がYouTubeで話題です。投稿は記事執筆時点で69万回以上再生され、国内外から多くの反響を集めています。

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たった50万円で買った“築150年”古民家をDIY

 投稿したのは、DIYの動画を発信している川瀬悠大(@yudaikawase)さん。現在は50万円で購入した築150年の古民家のDIYに取り組んでおり、その作業風景をYouTubeに都度投稿してきました。今回話題を呼んだのは、そんな古民家DIYの総集編となる動画です。

50万円で購入した築150年の古民家
50万円で購入した築150年の古民家

 最初にDIYを行うことにしたのは、玄関横の一室。家具や布団など残置物がたくさんあり“ゴミ部屋”状態になっているので、まずはこれらを片付けなければなりません。レトロなマッサージ機や年季の入ったタンス、明治~大正期のものと思われる陶器など、出てくるものからもこの家の歴史を感じます。いらないものは分別して処分しつつ、使えそうな棚はオイルを塗り直して再利用し、陶器や置物もとっておくことにしました。

玄関横の部屋には残置物がいっぱい
玄関横の部屋には残置物がいっぱい
残されたものからも家の歴史を感じます
残されたものからも家の歴史を感じます
使える家具は再利用することに
使える家具は再利用することに
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この古民家DIYのために国家資格を取得した川瀬さん

 部屋の掃除が完了したら、いよいよDIYがスタート。まずは天井と壁を解体していくと、太い梁(はり)や土壁が姿を現しました。窓や味のある建具はそのまま残すとして、どのようにDIYするか考えていきます。

壁と天井を解体し、作り直すことに
壁と天井を解体し、作り直すことに

 また、古くなっていた配線も交換することに。電気系統の作業をするには国家資格である「電気工事士」の資格が必要となりますが、川瀬さんは今回のDIYのために取得したそうです。そんなことからも、この古民家DIYにかける熱意が伝わってきますね。配線を新調すると同時に、コンセントやライトの位置もあらかじめ決めておきます。

天井と壁の断熱処理

 太さ30センチの丸太を使った梁は、研磨・塗装し直してそのまま使用。天井の骨組みを新たにDIYし、見える部分はすすをイメージして黒く塗装していきます。

 ここから先は、天井や壁に断熱材を入れる作業に。使用するのは「スタイロフォーム」と呼ばれる板状の断熱材と、「パーフェクトバリア」というもこもこした素材の断熱材。スタイロフォームの継ぎ目は気密テープを貼り合わせて隙間がないようにします。

梁が出るよう、天井の骨組みを1から組み直します
梁が出るよう、天井の骨組みを一から組み直します

季節が変わるほど長い作業を経て……

 断熱材の上には合板を貼り、天井や壁に合わせて断熱材と合板をカットしはめ込んでいくという作業をひたすら繰り返していきます。それと並行しつつ、窓も新設しました。

 冬から始めた断熱作業も気付けば春に。コンセント部分や梁、柱に合わせて素材をカットし、ずれがないようにはめ込まなければならないのだから神経を使う作業です。それでも長い時間をかけ、なんとか壁と天井の断熱処理が終わりました!

長い時間をかけ、天井と壁の断熱処理が完了!
長い時間をかけ、天井と壁の断熱処理が完了!

壁は「足場板」を使った板張りに

 コンセントやスイッチ、ライトなど電気系統も設置したら、内装を考えていきます。古材が好きだという川瀬さんは、専門店で杉の足場板(高所作業の通路や床として使う板)を大量に購入し、それを壁に貼っていくことにしました。

 足場板は1枚ずつ色味や木目の表情が異なるので、どう並べるか悩みながら1枚1枚貼っていきます。そうして完成した板張りの壁は、木のあたたかみとレトロ感のある見た目です。なお、板張りにするのは1面の壁だけにして、残りの壁はしっくい風の塗料を塗ることにしました。

 ですがその前に、来たる夏に備え先んじてエアコンを設置することに。配管の処理や室外機の設置、配管内の空気や水分を引き抜く「真空引き」も、もちろん自分で行います。その後スイッチを入れてみたところ、エアコンは無事作動しました。

奥の壁は足場板を貼り、エアコンも自分で設置
奥の壁は足場板を貼り、エアコンも自分で設置

残りの壁と天井はしっくい風の塗料を塗ります

 暑い夏でも安心して作業できるようになったところで、残りの壁の塗りをスタート。まずは塗料の割れを防ぐため合板の継ぎ目にメッシュテープを貼り、パテを塗ります。その上から下地塗料を塗り、養生テープでマスキングしたらメインの塗り作業に移ります。

 試行錯誤しつつ、しっくい風の塗料を塗っていく川瀬さん。壁だけでなく、天井も塗ることにしました。模様をつけるように重ね塗りしていきます。そして、壁と天井の内装が出来上がりました!

壁は漆喰風の塗料を塗っていきます
壁はしっくい風の塗料を塗っていきます
試行錯誤しながら、上手に塗ることができました
試行錯誤しながら、上手に塗ることができました

床も作り直し、ついに完成!

 今度は床。もともとの緑と茶色のチェック模様の床もかわいいですが、断熱材を入れるため新しく床を作り直すことに。天井や壁のときと同じように、角材とスタイロフォームを組み合わせて隙間なく断熱を行います。その上から、壁材としても使った足場板を敷き詰めて床ができました。

 最後の仕上げに窓や扉を補修したり、ライトを設置したりすれば、とうとう部屋のDIYが完成! 古民家ならではの落ち着きと新しさが同居した、ステキな空間に生まれ変わりました。川瀬さんは「古民家DIYはまだまだやることがあるけどゆっくり細長く頑張ろう」と、今後のDIYにも意気込みを見せています。他の部屋がどう変身するかも楽しみですね。

ついにDIYが完了!
ついにDIYが完了!
部屋全体がお気に入りの空間です
部屋全体がお気に入りの空間です

「お見事です」「最後まで魅入っていました」と反響

 この投稿に対し、コメント欄では「素晴らしい修復作業ですね。お見事です」「再生木材の選び方が素晴らしいですね。漆喰もステキです。個性が際立っています!」「面白くて夢中で最後まで魅入っていました」「古い建具大事にして、センス良すぎて感動してます」「作業が丁寧だなぁ!」「なんだか泣けてくるんです あなたのような方は本当に宝物です」「すごいの一言」「日本の宝です」など、称賛の声が続々。海外の視聴者からも多くのコメントが寄せられています。

 川瀬さんはYouTubeのメインチャンネルのほか、サブチャンネル(@diyyudai)やInstagram(yudaikawase)、TikTok(@yudaikawase)でもDIYの動画を投稿中。古民家DIYのほか、築40年の実家の部屋のDIYも行っています。

川瀬さんのその他の投稿

動画提供:yudai kawase(@yudaikawase)さん

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