INDEX
利用者の“視線”で自由に体勢を変えられる車いすが開発され、その動画がTwitterで注目を集めています。これは素晴らしい発明……!
筋萎縮性側索硬化症(ALS)をはじめ、自分で姿勢や体圧を変えられない寝たきり人のために、視線入力車いすを開発したのは、吉藤オリィ(@origamicat)さん。以前にも記事にして紹介した筋萎縮性側索硬化症(ALS)で身体を動かせない患者が、視線入力でロボットを操作してコーヒーをふるまうことができるようになるシステムを開発したり、分身ロボット「OriHime」の開発を手掛けてきたりしたロボットコミュニケーターです。

視線入力車いす

視線を動かすことで体勢を自由に変えられるのが特徴
車いす工房「輪」の浅見一志社長と合同で開発したという今回の視覚入力車いすには、吉藤さんが共同創業したオリィ研究所の「OriHime eye」という視覚入力技術が使われており、視線による文字の入力や発話、YouTubeの操作やブラウジングなども好きな姿勢で可能とのこと。Twitterでこの新感覚の車いすの使用動画が紹介されると、「欲しいです」「当事者にとっては夢みたいな車いすですね」「人に調節してもらうと、なんか違うんだけど まぁ仕方ないか、的なことも出てくると思います。自分でできるって、大事」と大きな反響を呼んでいます。ねとらぼ編集部では吉藤さんに開発までの道のりや製品化の予定などを聞きました。
開発者に聞く製品化の予定
――視覚入力車いす開発に至るまでのいきさつを教えて下さい。
吉藤:構想があったのは昨年の夏からです。車いす工房「輪」の社長と出会って意気投合したことから、何度か打ち合わせを行っていました。自分で身体を変えられない患者さんは私たちが寝がえりなどで調整している「体圧分散」ができないため、褥瘡(床ずれ)が多発する事になります。介助者に気付いてもらえない場合もあるため、視線など自分の意思で姿勢を変える事の重要性はお互いに認識がありました。

フラットな体制にもなれる
――製品化の予定などはありますか。
吉藤:職人の手作業になるため大量生産とはいきませんが、オーダーメイドでの提供は可能と思っています。
――その場合価格はどの程度になる想定でしょうか。
吉藤:だいたい300万円くらいになります。一般的には高いと思われるかもしれませんが、高級な特注車椅子で300万〜400万円は珍しくありません。個人で購入するのは難しいかもしれませんが、病院や施設などに置いていただき、本人の意思で体位変換ができる運動の時間を設けるなどしていただきたいと思っています。

動画・画像提供:吉藤オリィ(@origamicat)さん
(Kikka)
コメントランキング
「実はこれが好き!」 【六花亭】お菓子、あなたの一番は?【2026年版・人気投票実施中】 | グルメ ねとらぼ
「クオリティが違う」 “刺身がマジでうまいと思う都道府県”第1位に「ここに住みたい」「スーパーに並ぶ刺身の透明感は現地ならでは」(6/6) | グルメ ねとらぼリサーチ:6ページ目
「立地は神です」 “首都圏で立地の評価が高い大学”ランキング! 上位に「ホテル的な建物で校舎も綺麗」「第1志望ではなかったけど、日々充実」の声(2/2) | 大学 ねとらぼリサーチ:2ページ目
「一瞬で虜になった」 買ってきてほしい“福島土産”ランキング1位に「罪な味」「味も香りも優しくて懐かしい」の声(5/5) | お菓子 ねとらぼリサーチ:5ページ目
「この偏差値帯では考えられない就職先に進めます」 “就職評価が高い地方国立大学”といえば? ランキング上位に「学費が安く県内では重宝」「文系でも全然入れる」の声(6/6) | 大学 ねとらぼリサーチ:6ページ目