漫画家のカメントツ先生(@computerozi)がTwitter上で連載中の「こぐまのケーキ屋さん」。今週は第286話〜第289話を振り返ります。
作者:カメントツ

1986年生まれ、愛知県出身。デザイナー、イラストレーターを経て2014年から漫画家としての活動を開始。現在は小学館「ゲッサン」で「スタッフがおいしくいただきました」連載中。ほか代表作に、「カメントツのルポ漫画地獄」(オモコロ)、「カメントツの漫画ならず道」(ゲッサン)など。
Twitter:@computerozi
「はなび」




小さな花火と大切な思い出
ワクワク顔の店員さんが持ってきたのは、福引きで当たった「花火セット」。するとそれを見て、こぐま店長が「はなびってあんがいちいさいのですねぇ…」と、小さい打ち上げ花火だと勘違いしているように、どうやら手持ち花火は初めてのようです。
初体験で花火に火をつけるのを怖がる店長に、店員さんが怖くない線香花火を勧めて、みんなで一緒に楽しみます。パチパチかわいくてきれいな火花に、「わあ」といった感動の表情になるこぐま店長と、その姿を笑顔で見守る店員さん。うさぎさんと男の子も集まり、みんなでやる花火の静かな空間に感慨を覚えます。

そして最後は、ぽとと落ちてしまった線香花火の火の玉に、「ばいばい…」とやさしく手を振る店長なのでした。ちょっぴり切ないけれど、お別れを言う店長の姿に心が和む……。

後日、昨年の夏にも描いていた「えにっき」(第162話参照)に、ステキな思い出としてかわいいイラストとともに描いたこぐま店長。よく見ると、その絵日記には“思い出の線香花火”が栞として挟まれているのでした。楽しい思い出を大切にする店長は、いつまでもあのパチパチきれいな短い時間をきっと忘れないでしょう。
8月15日に『こぐまのケーキ屋さん そのに』(2巻)の描き下ろしエピソードが公開されました。まだ読んでいない方はこちらも是非

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