Twitter Japanで8月29日、「Twitter.com」やTwitterのiOS/Android公式アプリなどを指揮するキース・コールマンさん(@kcoleman)と、Twitter上での「会話」にまつわる機能の戦略と構築に携わるプロダクトマネジメント ディレクターのサラ・ハイダーさん(@pandemona)を交えた取材の場が設けられました。


キース・コールマンさん(画像左)と、サラ・ハイダーさん(画像右)
Twitter本社のプロダクト開発に携わるチームが「ブラジル→インド→日本」をめぐり、米国以外のユーザーの声にも耳を傾けるという施策の一環。3年連続で行われており、今回は採用を検討中の新機能として、「トピック」機能や、リストをホーム画面からのスワイプでスムーズに表示させる機能なども紹介されました。
待ち遠しい新機能 待望の「リスト機能」強化も?
トピック機能は、関心のある出来事や議論をより簡単に見つけられるようにするもの。従来のようにアカウント単位でフォローするのではなく、「Tokyo 2020」といったトピックをフォローすることで、これまで接点のなかったツイートとの出会いを生み出します。
初夏に正式公開されたブラウザ版新UIの導入でも顕著でしたが、近年Twitterでは試験段階の機能を広くユーザーに提供し、そのフィードバックを元に機能選定を行う手法を推し進めています。新しいトピック機能でも、「フィードバックをもらいつつ、うまく成功したらローンチしたい」とのこと。
新しいリスト機能では、ホーム画面からのスライドで即座にリスト画面に移動できるように。従来はリストのタブをわざわざ開いて……と操作が億劫でしたが、即座にホーム画面からリストへと移動可能になります。
コールマンさんによると、日本のユーザーは米国のユーザーに比べて約10倍もリスト機能を使っているのだとか。これまでリスト機能のためだけにサードパーティー制のサービスを利用していたユーザーも多いのではないでしょうか? リストの新機能はまだ試作段階とのことでしたが、ぜひとも正式採用にこぎつけてもらいたいところです。

ホーム画面からリストへ、スライドで簡単に移動
さらにハイダーさんからは、現在プロトタイプ版が公開中の「twttr」の紹介も。
実は3月からプロトタイプ版が提供されている


日頃からTwitterに親しんでいるユーザーは見過ごしてしまいがちですが、Twitter初心者にとってはリプライ1つ取ってみても、「誰から誰に宛てたものなのか?」が案外見分けづらいもの。そんな人への対応を見据えているのがこちらのプロトタイプ。チャットアプリのようなシンプルな見た目が特徴で、「リツイート」や「いいね」ボタンも極力排除し(ボタンを表示するためにワンタップ必要)、やりとりの一覧性を最優先した見た目になっています。
機能面の強化も、最優先事項は「健全性」
このように新機能が目を引きますが、Twitter社がいま最優先事項に掲げているのは「健全性(Health)」だといいます。
2年前に比べ改善は格段に進んでいるとのことで、「機械学習の導入により、問題が起こってから対応する『リアクティブ』な形ではなく、先手を打っていく『プロアクティブ』な形を取れるようになってきました。まだまだ改善点はありますが、現在は問題のあるツイートを、報告が届く前に40%ほどまで検知できるようになっています」(コールマンさん)

とはいえ、まだまだ差別的なツイートや、過激発言で人気を集めるユーザーが多いのも確かです。Twitterはこれまでも、ポリシーを厳密に施行できていないのでは? との批判をしばしば浴びてきました。こうした批判意見についてTwitterとしてはどう考えているのでしょうか。
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