ゲームで戦うのが怖くて、ポケモンを進められなかった妹の思い出を語る漫画が、Twitterで注目を集めています。作者は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』を手掛ける漫画家の廾之(@kyow_no)さん。双子の妹さんが、ゲームは苦手ながらもポケモンに親しんでいく様子から、あらためてその魅力が伝わってきます。

ほとんどゲームをやらない妹さんはRPGが苦手で、遊ぶのは「どうぶつの森」や「牧場物語」、パーティーゲームのみ。ゲーム好きのお兄さんと廾之さんが「赤・緑」を楽しむかたわらで、リカちゃん人形やゲームボーイの「たまごっち」で遊んでいたそうです。

それでもキャラクターとしてのポケモンは好きだったようで、ピカチュウがお気に入り。そこで廾之さんは、ゲームボーイの「ポケットモンスター ピカチュウ」を貸してあげました。同作にはピカチュウが主人公の後ろをついてくる仕掛けがあり、妹さんにぴったり。彼女はピカチュウのかわいさにすっかり夢中です。

しかし、子どもでも遊びやすいポケモンとはいえ、妹さんには「バトル」のハードルが高かったもよう。「トキワの森」が怖かったのもあり、冒険の序盤「トキワシティ」でずっと止まっていたのです。こうして彼女の冒険は、旅立つ前に終わってしまいました。

それから時は流れ2016年7月。Pokemon GO(ポケモンGO)が日本でスタートしたことで、妹さんのポケモンとの付き合い方は大きく変わりました。戦わなくともポケモンを集められる同作は、彼女にベストマッチだったのです。

以来、姉妹の会話にはポケモン関連のワードがしばしば上がるように。妹さんもポケモンGOについては、廾之さんよりやりこむ程になりました。好きな漫画家やイラストレーターがデザインに関わったこともあり、どんどんハマっていく妹さん。とうとう「ぶっちゃけ剣盾(ソード・シールド)気になってる」と、ポケモン本編への挑戦を口にするのでした。

トキワの森の前で、冒険を始める前に終わってしまった妹の、初めての旅がガラル地方で始まるらしい――廾之さんは感慨にふけりながら、「ポケモンが長く愛される理由が、なんとなく分かった気がしました」と漫画を締めくくっています。

「森は音楽が怖かったので、気持ちは分かる」と、妹さんに共感する人が多数。「フラッシュのわざを知らないまま暗いイワヤマトンネルに行って怖い思いをした」「シオンタウンもトラウマものだったし、ある意味トキワシティで止まってて良かったのかも」といった思い出話も盛り上がっています。
廾之さんは、アイマスのコミカライズ作品『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』をサイコミで連載中です
画像提供:廾之(@kyow_no)さん
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