5歳の女の子を育てる、漫画家の渋谷さえら(@voxxx)さんが、育児休暇明け、1番頼りたかった夫を頼れなくて辛かった時期を描いた漫画を自身のTwitterに投稿、大きな反響を得ています。
さえらさんの育児休暇が明けて、子どもを保育園に預けて働き始めた頃のお話。時短勤務にはしていたものの、保育園の送迎、帰宅してからの家事、夜中もちょこちょこ子どもが起きるので熟睡できない……と、時間に追われ、心身ともに辛い思いをしていたさえらさん。しかしご主人は激務で育児休暇など取れず、日常の子どものことは自分でまわすしかなかったのです。

過密なタイムスケジュール、コーヒー1杯飲む暇もないさえらさん
日々時間に追われるだけでなく、度重なる子どもの発熱、雨の中ベビーカーを押し病児保育へ連れて行ってからの出勤、遅刻、そして保育園からの呼び出しでの早退。会社の理解はあったものの、やはり迷惑をかけていることに対して申し訳なく感じていました。

乳幼児は良く体調を崩すため、遅刻早退が多くなりがちで会社に迷惑をかけるのを心苦しく感じていた
そんなとき、たまには……とご主人に保育園への迎えを頼むと「ごめん、無理…」の返事。「私は行ってるのになんで無理なの?」「私の仕事はどうでもいいって事?」という思いが頭をぐるぐるとまわり、声を出して泣きながら保育園に迎えに行ったというさえらさん。「無理」の一言で済ませられたこと、“自分ばかりが”という思い、何より“1番頼りたい人に頼れない”辛さ……張りつめていた糸が切れた瞬間だったのではないでしょうか。

張りつめていた気持ちが途切れ、声を上げて泣きながら保育園へ向かうさえらさん
時短で減ったお給料、1人の時間が皆無なこともつらかったという時期。娘さんがある程度大きくなって落ち着いた今は、「あの頃パートナーと支え合える環境だったらもう少し違っていた」と思うさえらさん。ご主人も激務の合間をぬって最大限育児には参加してくれていたものの、それでも泣き出してしまうほど辛かったと振り返ります。

子どもは1人では育てられない……「1番頼りたい人に頼れない」状況はつらい
子どもは「お母さん1人だけ」で育てるものではありません。男性の育児休暇の是非などについて取りざたされる昨今、さえらさんは、育休・子育てに対する社会の見方が早く変わりますようにと結んでいます。
この漫画には「私も子どもを抱っこして街中を号泣して歩いたのを思い出しました」「育児の敵は孤独、わかります」と、同じ立場の働くママさんたちから賛同のコメントが寄せられています。
画像提供:渋谷さえら(@voxxx)さん
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