「こんな変わった生き物がいるのは何で?」一度は考えたことがあるそんな疑問に答えてくれる、面白くて学べる漫画がTwitterに投稿されています。投稿者は、漫画のプロットを担当した蛇蔵(@nyorozo)さん。

フルカラーで1話を全て公開
ここは動物たちを造る場所、「天地創造社」のデザイン部。動物造りが面倒になった神様に委託されたデザイナーたちが、日々動物造りにいそしんでいます。デザイナー水島がデザインしたのは、馬に革新的なアイデアを足した“蛇”。前足も後ろ足も必要ない、子どもを生む穴とウンコをする穴ふたつも必要ない、と極限までそぎ落としたデザインを誇らしげに紹介します。


そんな水島デザインの蛇に「気に食わないわ……」と文句を言う、デザイナーの金森。それは、水島デザインの蛇が自分がデザインした“鳥類”の天敵だから。鳥の卵を狙う蛇の中には、「決まった鳥の卵が好きすぎて、その鳥の卵がない時期は絶食する蛇、アフリカタマゴヘビ」なんて癖が強いヤツもいるんだそうです。そんなグルメな蛇がいるなんて……。


鳥の卵を狙う蛇に対応するため、「食べられにくい卵」のデザインを考えることになったデザイナーたち。「蛇が消化できないほど殻を丈夫にしてみたら?」「蛇が来たら早めに生まれちゃうとかは?」などのアイデアが出ますが、試作品はことごとく失敗に。生き物の進化の過程も、こんな風に試行錯誤の連続なんだろうな……!


最終的には卵そのものを強化するのではなく、「巣を風呂敷のようにぶら下げる鳥を考える」と発想の転換をした金森たち。なるほど、これならどんなグルメ蛇でも卵を狙うことはできません。実際にいる「ハタオリドリ」はこんな風に進化を遂げていったのかもしれませんね。

しかし、これで終わらないのがクセの強い動物たち。金森の渾身のデザイン、「ハタオリドリ」は蛇とのデッドヒートを繰り広げ、金森の思わぬ進化を遂げてしまいます。「ううっ 美しくないわ……」と嘆く金森は、最後に皆が思いもかけないデザインの鳥を生み出して……。天使役の下田くんが思わず「食物連鎖はこうやって生まれてるのか……」とつぶやいてしまったオチとなりました。


「なぜこの動物はこんな姿に?」という疑問に、最新の研究や科学的な考え方を織り交ぜておしえてくれる「まんが 動物そんなのいるんだ 〜『天地創造デザイン部』カラー版〜」は、描き下ろしの動物図鑑付き。Amazon他全国の書店で販売されており、子どもでも読みやすい全年齢向けの内容です。
「天地創造デザイン部(コミックス1〜4巻)」と「まんが 動物そんなのいるんだ 〜『天地創造デザイン部』カラー版〜」の作画は、たら子(@tarako73p)さん、ネームは鈴木ツタ(@suzukitsuta)さん、プロットは蛇蔵(@nyorozo)さんが担当しています。
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