人間に化けたタヌキの家族「屋島(やしま)家」の暮らしを描いた漫画『ぶんぶくティーポット+』が、シュールな面白さです。
お団子ヘアがかわいい女の子「屋島ふみ」。人間に見えますが、ホンドタヌキの仮の姿です。一緒に暮らしている母親はふみにそっくりの丸顔。人に化けられない兄だけは、ホンドタヌキの姿のまま暮らしています。

屋島ふみ5歳 -自転車編-、-運転代行編-、-代替不可能性編-
ふみが5歳の時、自転車を買ってもらいました。赤い自転車は補助輪付きでピカピカ。ふみは早速兄を誘い、散歩に出掛けます。
自転車を持たない兄を一緒に乗せようとするふみ。兄は断り「ふみは特別なんだ」と語ります。二人の会話の中で兄の家が外の犬小屋であることが明らかに。この点に関しては、兄自身も自分をかわいそうに思っているようです。

-自転車編-
兄に自転車を貸したふみ。代わりに地面にはいつくばり、四足歩行で進みだします。自転車を放置して追いかけるわけにもいかず、慌てて呼び止める兄。なんだかおかしな兄妹です。

-運転代行編-
そこに通りかかったのは屋島家の母。家に戻って「良い子は四つんばいにならないの!」と叱ります。「四つんばい」が兄を指していると思って隣にいる兄をチラ見するふみと、視線を受けて二本足で立ち上がろうとする兄。母は「お兄ちゃんは特別なの」とふみに話します。

-代替不可能性編-
タヌキの姿でありながら聡明な兄と、兄を尊敬するふみはどちらも唯一無二の特別な存在。シュールな設定なのに、大喜利のような面白さもあります。
同作の作者は漫画家の森長あやみ(@morinaga_ayami)さん。「ぶんぶくティーポット+」は単行本1〜2巻がまんだらけ通信販売サイトで発売されている他、まんだらけラザにて連載中です(隔週木曜更新)。
今回のエピソードのふみは5歳ですが、作中に登場するふみは基本的に高校生。学校には化け狐や化け猫の友人がいて、一緒に飼育部で活動をしています。別のエピソードでは、ふみの食いしん坊キャラや、兄とハムスターのやりとりがシュールかつコミカルに描かれています。
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