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「ソーシャルディスタンスをどのくらい取ればいいかわからない」という人のために、ある博物館が考案した“ソーシャルディスタンスの槍”がユニークな取組として注目を集めています。
ソーシャルディスタンスの槍は長野県の井戸尻考古館がCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策として館内に設置。長さ2メートルで、「他の観覧者と社会的距離を保つ目安としてご利用ください」としています。学芸員のidojiri_soejimaさんがTwitterに投稿すると、「響きがカッコいいぞ」「ムードを壊さないところがステキ」と反響が。

idojiri_soejimaさんに話を聞いたところ、ソーシャルディスタンスの槍のアイデアは、運営再開に当たって来館者にマスク着用や検温など「お願い」することや「協力」してもらうことばかり増えたため、「せめて展示室は楽しんでみてもらおう」という思いから生まれたもの。「当館は土器が『密』に展示されおり、2メートルごとのテープを張ってしまうのは館の性質上ちょっと違うのでは? とも思い、移動しながらでも2メートルを意識できるものをということでも、この槍にたどり着きました」(idojiri_soejimaさん)
槍の材料はホームセンターの竹(1本100円)と、館にあった黒曜石で、製作にかかった時間は半日ほど。館内には5日時点で3本あり、「反響が結構ありそうなので、あと数本頑張って作ります」とidojiri_soejimaさん。ちなみにまだ使った人はおらず、設置は当面の間を予定しているそうです。

なお槍の刃は潰してあり、安全対策を取った上で設置していますが、使用に当たっての注意事項を聞いたところ「他の人に刺さないでください」とのことでした。

追記(2020年6月8日18時20分)
idojiri_soejimaさんが、自身のTwitterで「ソーシャルディスタンスの槍」の使用をロビー限定とし、今後は”2メートルの長さを体感してもらう物”として活用していくことを報告しました。
画像提供:idojiri_soejimaさん
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