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ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事をインタビューする企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「夏場、毛布をかけて昼寝していたら熱中症になった」というお話を伺いました。
連載:うっかりおうちで死にかけた
我が家は落ち着く、心が安らぐ場所―― そんなイメージに反して、時には自宅でも命に関わるような危険な事故が起こることが。ただ日々過ごす場所だけあって、どんな危険があるのか気付きにくいもの。そこで「うっかりおうちで死にかけた体験談」を募集して、いろいろな人からいろいろ聞いてみよう、という企画です。
「熱中症になったのはあの時が初めてで、吐き気を覚えても『悪いものを食べたかな』」

高校時代の夏休みのある日、自宅で昼寝をしていたら吐き気を催しました。
トイレに向かいましたがなかなか吐けず、ついに力が出なくなって床に横になってしまいました。これはまずいと思って家にいた妹を呼びましたが、妹もビックリしたのか泣き出して姉を呼びました(三姉妹)。
運動部だった姉はすぐにこれは熱中症だと気付いて、私はキッチンにあった粗塩をなめさせられました。とてもまずかったですね。二度と直で塩をなめたくないと思いました。
―― どんな環境で寝ていたのでしょうか?
とても日当たりが良い自室。クーラーはつけていませんでしたが、窓は開いていたかと思います。また、夏なのに毛布をかけていたのを何となく覚えています。
―― それでも自分では熱中症と気付かなかったんですか?
熱中症は他人から分かりやすくても、自覚することは難しいと思います。私が熱中症になったのはあの時が初めてで、吐き気を覚えても「悪いものを食べたかな」と考えていました。運動中でも「疲れたのかな」と気付かない可能性があると思います。
ちなみに、当時は1日12時間くらい寝ていた気がします。高校3年生の冬休みには同じく昼寝中、布団から出るのが面倒でオネショをしました。たぶん面倒くさがりですね。
―― “うっかり死にかけた”体験後、変わったことはありますか?
最近も暑い日が続いていて、何度か熱中症手前と思われる状態を経験しています。室内で頭がぼーっとしたり、胃がむかむかしたり……と身に覚えのない不調があったら、まずはエアコンをつけるようになりました。
それから、水分補給をこころがけて、塩あめを常に持ち歩くようにして。あと、夏場は毛布で寝ないと誓いました。
編集部注:室内での熱中症
夏に毛布でお昼寝中に……というのはやや変わった事例かもしれませんが、「夜、寝ているときに熱中症になる」というのは珍しくないもよう。「熱中症環境保健マニュアル2018」(環境省)によると、「近年の熱中症による死亡状況をみると(中略)高齢者では、家の中で日常生活において、熱帯夜等の就寝中にも多く発生」とのこと。
特に2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のためにマスクを着用したり、換気で室温が下がりにくくなったりする場面が出てくることが予想されます。室内でも夜間でもリスクがなくなるわけではありませんので、熱中症にはご注意ください。
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