日本では古来から、自然を神格化して崇拝する「自然崇拝」の傾向が強くあります。特に「ありとあらゆる物や現象など、すべてに各々の“それ”を司る神がいる」という宗教観は、世界的に見ても珍しいものです。
もしもですが、その「八百万の神々」が目に見えたとしたら、日常は一体どうなることでしょう。今回ご紹介する漫画は、そのもしも……「神など別次元の存在」が目に見える女子高生の日常を描いた作品です。
この記事では作者の許可のもと、合計11本のショート漫画を掲載していますが、その中から2本をピックアップしてご紹介します。

作者は漫画家の魔木(@inknoshimi)さん。『花とゆめ』増刊号に掲載されたデビュー作『変剣武蔵』が、KIndleストア、コミックシーモアなどで販売中です。
第1話
主人公の女子高生は、由緒ある巫女の家系に生まれたため、普通の人には見えない「神獣」が見えるどころか、それとのコミュニケーションまで可能です。彼女にとって「神獣のようなモノ」に遭遇するのは珍しいことではなく、この日も小さな神獣らしきモノを見つけたのですが……。


子どもの神獣らしきソレを、しばらく観察していた女子高生。すると向こう側に見えていた山が削れ、巨大な神獣が現れます。子どもが迷惑を掛けてごめんなさいね、と女子高生に伝え、神獣の親子は立ち去りました。


神獣はそこから去ったらしく、山は大きく削れたまま。女子高生は表情も変えず同じ場所に立っているのですが、実は巨大すぎる親神獣に驚き、気絶していたのでした。
第2話
いつもの昼下がり。お昼休みなのでしょう、女子高生は雑誌を読みながらお弁当を食べています。クラスメイトが「今日はすごく天気がいい、日差しがすごい」と雑談を交わしているのですが……それを聞いた女子高生は「そうか、今日は晴れなのか」と微妙な反応を見せました。


少し気になったようで、外へ目をやった女子高生でしたが、すぐに視線を戻します。どうやら彼女には晴れているように見えないらしく、辺りが薄暗くなっています。


それもそのはず、窓にはあまりにも巨大で、恐ろしい形相をした神獣が張り付いていたのです。神獣が見える目を持っていると、日常にもさまざまな不都合をもたらすのかもしれません。
次ページからは、ここで紹介した2作品も含め、全11本の作品をまとめて掲載。一気読みにてお楽しみください。
作品提供:魔木(漫画家)(@inknoshimi)さん
たけしな竜美(@t23_tksn)
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