三省堂が「今年の新語2020」を発表。一般公募の4871通(異なり714語)から、「ぴえん」が大賞に選ばれました。

「ぴえん」は主に「軽度の悲しみや落胆」を表す感動詞(「ぴえんな顔」といった副詞的用法も)。選考委員は、これまで泣き声の体系になかった、「少しだけ声を出して泣く表現」を補完する存在として高く評価しています。


「今年の新語」の趣旨は「今後の辞書に採録されてもおかしくない言葉」であるため、収束後は使われなくなる状況を想定し、コロナ関連語の評価は厳しくしたとのこと。それでも候補に上がる数は無視できず、「ソーシャルディスタンス」や「ステイホーム」などは選外の「コロナ枠」としてまとめられています。

その一方で、2位はコロナ禍における「自粛警察」表現で一般化した「○○警察」、3位は「密」、4位は「リモート」が選出。これらは、「マナー警察」や「着物警察」といったバリエーション、「密」に加わった「避けるべきもの」といったニュアンス、「リモート飲み」や「リモート映え」といった日常語など、コロナの収束後も残りそうな要素が評価されています。

6位には「(おいしい酒食などに)大満足」という新用法としての「優勝」(例:おでんと酒で優勝)、8位には「その絵が好きすぎて、日に5回見に行ったまである」といった、動詞句や形容詞句につながる「〜まである」(本来は名詞にのみ接続)と、ネットでよく目にする言い回しもランクイン。10位には、2020年に世界的に正式化された「チバニアン」(関連記事)が入っています。

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