『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の人気漫画『チェンソーマン』がアニメ化することが分かりました。原作者の藤本タツキさんは、アニメ化決定に喜びのコメントを寄せています。

『チェンソーマン』は藤本さんが手掛けるアクション・ダーク・ファンタジーで累計発行部数が500万部を突破している話題作。宝島社が10日に発表した「このマンガがすごい!」の「2021 オトコ編」では堂々の第1位に輝いており、14日発売の『週刊少年ジャンプ』で最終回を迎える予定です(関連記事)。

物語は、親が遺した借金返済のため食べる物にも困るほど“ド底辺”な生活を送っているデビルハンターの少年・デンジが、「チェンソーの悪魔」でありながらもキュートな見た目のポチタと支え合いながら暮らしているところからスタート。あるとき、デンジは雇い主の裏切りから殺されてしまいますが、ポチタと契約し、チェンソーマンとして復活。その後、多くの仲間との出会いを経て、恋や裏切りなどさまざまな経験をしながら人間的に成長していきます。
アニメ化の決定に、藤本さんは「ドロヘドロと呪術廻戦のパクりみたいなチェンソーマンをドロヘドロと呪術廻戦のアニメ制作会社がやってくれるんですか!?」と、過去にTwitterで見るのが「楽しみ」だとツイートしていたアニメ「ドロヘドロ」や、同じ『週刊少年ジャンプ』で連載中の『呪術廻戦』のアニメ版を手掛けたMAPPAがアニメ制作を担当することに興奮。「そりゃもう何も言う事ないじゃないですか!!」と歓喜し、「どうかよろしくお願いします!!」と真摯(しんし)にコメントしていました。
MAPPAの担当者も「何としてもMAPPAが映像化したいと、心の底から願っていました」と、念願かなっての決定だったことを告白。「『チェンソーマン』の映像化を待ち侘びた世界中のファンの皆様に、スタジオの威信をかけて最高のアニメーションをお届けしたいと思います」と熱い思いをメッセージにしています。
藤本タツキさんのコメント
ドロヘドロと呪術廻戦のパクりみたいなチェンソーマンをドロヘドロと呪術廻戦のアニメ制作会社がやってくれるんですか!? そりゃもう何も言う事ないじゃないですか どうかよろしくお願いします!!
MAPPAのコメント
何としてもMAPPA が映像化したいと、心の底から願っていました。『チェンソーマン』の映像化を待ち侘びた世界中のファンの皆様に、スタジオの威信をかけて最高のアニメーションをお届けしたいと思います。
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