日本テレビ系で放送中のテレビドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」で描写されるオタク像に、SNSで総ツッコミが入っています。特に第2話で使用されたあるせりふが引き金となり、引き合いに出されたアニメ「けものフレンズ」の関係者を巻き込む炎上騒ぎとなっています。

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は、恋愛小説家の母親とオタクの娘の恋模様を描くラブストーリー。母親役を菅野美穂さん、娘役を浜辺美波さんが演じています。
SNSでは放送前から「オタクだから彼氏がいない・できない」という設定を疑問視する意見がみられましたが、1月13日に初回が放送されると、価値観や劇中で描かれる“オタク”像が古いと反発するコメントが続出。「今時ステレオタイプでイラつくしこれだけ多様性が叫ばれる令和の世によく出せたなと呆れる」「時代錯誤を感じてしまうし、ギャグ通り越して失礼だろってちょっと不快」という厳しい声もみられます。
番組におけるオタクの描き方について、いわゆる非オタが考えたような浅い描写だと違和感を抱いた層は「リアリティがない」「腐女子監修をつけたら良いのに」などの苦言をコメント。岡田健史さんが演じる眼鏡にネルシャツ、ケミカルジーンズというコテコテのオタクファッションにも「オタク像が古いわ」との意見が見られます。

特に反響が大きかったのは、21日放送の2話で浜辺さん演じるオタク女子が発した「なんで米津玄師歌うの? ジャパリパーク歌えばいいじゃん」というせりふ。「アニソン歌いてぇ」という本音を隠しながらカラオケで本意でない選曲をする隠れオタクの同級生をなじるシーンに登場。ジャパリパークこと「ようこそジャパリパークへ」はアニメ「けものフレンズ」の主題歌です。
しかし米津さん自身もボーカロイドを使用した音楽活動からキャリアをスタートし、これまで「3月のライオン」「僕のヒーローアカデミア」といったアニメ作品に主題歌を提供した過去もあることから、オタクとの親和性がむしろ高いとの主張がTwitterで続出。「オタクは米津も歌うしジャパリパークも歌う」「陽キャが精一杯考えたオタク像が浅い」「あんな使い方されてジャパリパークも米津玄師もどっちも可哀想」と反感を買う結果となりました。
ちなみに、「ようこそジャパリパークへ」を作詞・作曲した大石昌良さんは、騒動冷めやらぬ21日に「ジャパリパーク歌えばいいじゃん」と一言だけツイート。ドラマの内容や、楽曲の扱いには言及していないものの同ツイートは5000回以上リツイートされ、「認知してるし」「本家の重み」「そうだ! ジャパリパークを歌おう!」とさらなる反響につながっています。
歌えばいいじゃん
アライグマ役などで出演
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