東日本旅客鉄道(JR東日本)は6月17日、相模線と日光線、宇都宮線に新型車両「E131系」を導入すると発表。相模線では2021年秋から、日光線、宇都宮線は2022年春から運行予定です。

E131系は、2021年3月に千葉県外房・内房線の普通列車用として運行を開始した最新の通勤型車両です(関連記事)。
車体は山手線のE235系(関連記事)を、前面は新潟地区のE129系をベースに作られました。座席などもE235に準じていて、ドアの上には情報提供用の大型ディスプレイも設置。車掌の乗務しないワンマン運転に対応することも特徴です。

E131系を新たに導入する路線は、車両の基本構成やワンマン運転の装置などは同じながら、路線の特徴に合わせた変更箇所も見られます。
例えば千葉エリアのE131系は2両編成で先頭車のみの構成ですが、相模線と日光線、宇都宮線には中間車も設けます。相模線では4両編成、日光線と宇都宮線用は3両編成で走ります。

水玉がおしゃれ 相模線用のE131系
相模線のE131系は、湘南の海をイメージした濃淡2色ブルーの爽やかな車体に。前面は湘南の海と波の水しぶきをイメージしたという水玉模様も入ります。

日光線、宇都宮線用のE131系は、レトロなイメージを継承
日光線、宇都宮線のE131系は、日光線で運行する205系のレトロ調のカラートーンを引き継ぎます。帯は火焔太鼓の山車をイメージしたという黄色と茶色です。
電気連結器も搭載します。3両編成を2本つなぎ、E131系としては最長となる6両編成での運行も見られるかもしれません。

入れ替わりで引退となる「205系」 実はこれも個性派ぞろい
各路線で活躍する「205系」はE131系と入れ替えに、順次引退となります。
相模線の205系は、1991年の電化に合わせて登場しました。前面のデザインは205系登場時のものから大幅に変わっています。2020年6月17日現在、相模線用で廃車は一両も発生していませんが、今後どうなることでしょう。
日光線と宇都宮線の205系は、京葉線や埼京線で活躍した車両が2013年に運行を開始しました。京葉線の205系は「メルヘン顔」というかわいい通称がありますが、日光線や宇都宮線でもメルヘン顔は健在です。
また、宇都宮線用の車両は緑色とオレンジの「湘南色」を採用しており、登場時の前面デザインの車両も2本のみですがいまだ元気に運行しています。



各路線のイメージをちゃんと受け継ぎつつ、最新技術をふんだんに盛り込んだE131系。205系を惜しみつつ、山手線に引けを取らない最新車内設備が楽しみです。
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