夫の不用品をフリマアプリに出品した妻。残念ながら売れなかったという報告をしたとき、夫から放たれた「正しい答え」にときめきが爆発してしまう漫画がInstagramに投稿されています。信頼感がぐっと上がっちゃう。

「「好きだ…!」と感じた時の話」
このエピソードを描いたのは、漫画家・イラストレーターのことり野(@cotorinocotori)さんです。

ある日、ことり野さんが漫画内で「先生」と呼ぶ数学者の夫が「折りたたみ机使わないけど捨てられない」と困っていました。それを見たことり野さんは、夫の代わりにフリマで売っておくと伝えます。


出品後、即座に落札希望者からの通知が入りました。しかし、ことり野さんが机の色を「ダークブラウンは黒に近い茶色です」とさらに詳しく説明すると、落札希望者から「茶色っぽいのが欲しかったのでやっぱりやめときます」との返答が。残念ながら取引は破談になってしまいました。
「売れたら先生喜ぶぞって思ったのに」とがっかりすることり野さん。夫が帰宅したのでさっそくこの話を伝えます。このとき、ことり野さんは夫から「残念だったね」とことり野さんに共感する言葉が出るかと想像していました。しかし、夫が口にしたのは全く異なる言葉だったのです。



「その人、買う前に気づいて良かったね」……それは自分の利益よりも、希望と違うものを買わずに済んだ見知らぬ人への優しい言葉でした。ことり野さんはハッと目を見開き「いちばん正しい答えだ」と衝撃を受けます。

そして、夫の言葉は真っ白な矢となってことり野さんのハートにトスッと命中。瞬間、ことり野さんの心には夫への「好きだ……!」というときめきがこみあげてきたのでした。
真っ赤になった頬を隠すようにしながら「この人ならひねくれた私を正しい場所に連れて行ってくれるかもしれない」「先生のこと信じてみよう」とほほ笑むことり野さん。信頼とはこうしたさりげない言葉が積み重なっているものだと実感できるエピソードでした。

ちなみにことり野さんが「この時の私の気持ち、分かる?」と夫に尋ねたところ、戦国時代の武将で例えながら「『自分にいいことしてくれるだけじゃ信頼にならない』ってこと」と答えてくれたそうです。なぜ例えが戦国時代の武将なのか……!? とはいえ、どこかしっくりきてしまいますね。
投稿のコメント欄には「先生〜尊い〜」「そう思えることり野さんも素敵」「先生イケメンだぜ…」といった声が寄せられています。
ことり野さんのInstagramアカウント(@cotorinocotori)やTwitterアカウアント(@DEATHcotori)、ブログ「ことりと異星人」では、“先生”と猫のふーちゃんとのほほ笑ましい日常漫画が数多く投稿されています。
また、書籍『漫画家と異星人 漫画家が婚活で数学者と出会った話』や、ふーちゃんのお話『ねこのふくらみ』も販売中です。
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