「その視点はなかった」と思ってしまうツイートをイラストとともにご紹介。今回は“五十音順最速の名字”に関するエピソード。「あ」から始まる名字の人なら、誰もが一度は考えたことがあるテーマかも。

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出席番号頂上決戦

 

その視点はなかった

「田中」「内藤」「浜田」あたりには知られざる戦い(イラスト:野田せいぞ

親戚の集まりで小1の息子が「1年1組1番」であることを伝えると「浅野姓が出席番号1番を取れそうで取れない件」で盛り上がり、一番の敵は「青木」で落ち着いた。

(浅野暢晴さんのツイートより)

 

 ツイートをしたのは浅野暢晴さん(@asanonobuharu)。小学生になった息子が「1年1組1番」であることを、親戚の集まりで話すと「浅野姓は出席番号1番が取れそうで取れない」という話題で盛り上がったとか。

 「あ」から始める名字はいわば五十音順“最速”であり、浅野(あさの)の「さ」もなかなかの好ポジション。しかし“ナンバーワン”の座に就くことは難しく、その親戚の集まりでは「一番の敵は青木(あおき)ではないか」という結論で落ち着いたとか。親戚一同、いろいろな青木さんの背中を見てきたんだろうなあ……(出席番号順に座ったときなどに)。

 このツイートは1万回以上リツイートされ、ネット上では「そしてその青木姓の1番の敵は相原」「『出席番号に対して俺は最強だ』と言っていた高校の知り合いを思い出した そいつの名前は『相内』だった」といったコメントが続々。毎年4月ごろになると全国各地で盛り上がるであろう名字の話題。“自分が出会った最強の名字”には地域差もあるようですが、やはりどんな世界にも上には上がいるようです。

 ちなみに、浅野暢晴さんは多種多様な姿をした三本足の黒い彫刻「トリックスター」を手掛ける彫刻家。奇妙でありながらもどこかかわいらしいその作品の中には、超常的な存在についての創作を行う「SCP財団」の題材になっているものもあるとか。

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