VTuberの鳩羽つぐさんは、動画「room」をYouTubeに投稿した。鳩羽つぐさんが最後にYouTubeに投稿したのは、2020年1月22日の「title_0」以来2年ぶりとなる。
鳩羽つぐさんは、2018年2月28日に活動を開始したVTuber。自己紹介は「鳩羽つぐです。西荻窪に住んでいます。おわりー。」と喋り、その背景にピアノが聞こえるのみ。その不思議で異様な雰囲気から「誘拐されている」など憶測を呼び、様々な考察が行われた。
バーチャルYouTuber/VTuberにとって黎明期にあたる2018年から2019年にかけ、投稿が疎らながらも人気を博していたことも特徴で、投稿が行われるたびに新たな考察が生まれ、注目を集めていた。また、鳩羽つぐさんの「夏休みの宿題」をリターン品にしたクラウドファンディング「鳩羽つぐ 夏休み (30分映像)」では、最上位のリターン品にVHSが含まれており、動画の雰囲気と合った贈呈品が話題になった。

「鳩羽つぐ 夏休み 1」とラベルに書かれたVHS(写真は筆者私物)
2020年1月22日に「title_0」を投稿以降、投稿が途絶え、2021年1月30日にVTuberの電脳少女シロさんが司会を行う番組「サイキ道DX」に突如登場して以降、一切の動向がなかった。
ファンの間では今回の投稿までの間、鳩羽つぐさんの新たな動画投稿を待つ声も聞こえていた一方で、鳩羽つぐさんを語るうえで忘れられないのがMonsterZ MATEの存在だ。MonsterZ MATEは、ラッパーのコーサカと、ボーカルのアンジョーによる2人組VTuber音楽ユニット。そんな2人組がなぜ、鳩羽つぐに関連深いといえば、彼らの2018年10月15日動画「残念」を振り返ることになる。
この動画では、2人が鳩羽つぐさんの動画の雰囲気を真似た動画で、企画者のアンジョーさんに対して相棒のコーサカさんから言われる名言「お前は鳩羽つぐじゃない」が飛び出すことで動画は人気に。コーサカさんは、圧倒的な企画力の差、鳩羽つぐの運営の自己理解などを理由に自分たちには出来るわけがないと切り出していた。
しかし、コント番組動画「MZMのみなさんのおかげです。」が投稿されるたびにアンジョーさんが鳩羽つぐに挑戦を繰り返し、そのたびに「お前は鳩羽つぐじゃない」と突っ込まれてきた。2020年12月の「MZMのみなさんのおかげです。年越しスペシャル2020 〜今年は大変だったね〜」ではアンジョーさんが「最近活動してくれてないから俺が鳩羽つぐになればいいんだ」というワンシーンも。今回の復活にアンジョーさんは鳩羽つぐさんの投稿にツイートで反応している。
今回の投稿から断続的に活動がするかは未明だが、断続的に活動するとなればアンジョーさんのように黎明期からのコアファンにとって嬉しいサプライズになるだろう。
(古月)
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