元「Juice=Juice」金澤朋子、電撃引退発表に衝撃広まる　卒業前インタビューでは復帰へ向けた発言も

　ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「Juice=Juice」の元リーダー、金澤朋子さんが5月17日、芸能界からの引退を公式サイトで発表。グループ卒業から半年、突然の決断にSNSでは「寂しい」「悲しい」といった反応も見られ、衝撃が広まっています。

　当初、卒業後はかねて患う子宮内膜症の療養に努めつつ、ソロ活動を目指すとしていた金澤さん。しかし17日に発表されたコメントでは「1人になることへの不安」「将来に対する迷いや悩み」「病気のこともある中で自分の未来を改めて考えて見つめ直し、このような結論に至りました」と第一線をしりぞく決断を下したと明かしています。

　金澤さんは「約束を果たせないまま芸能界を去ることになってしまったという心苦しさがあるのも事実」とファンへの思いを強調。反面「これが1人の人間として、1人の女性として、深く考えて導き出した答え」「後悔することなく前に進んで行くしかない」と強い決意を明かし、「本当にありがとうございました！」と感謝の言葉で締めくくっています。

　金澤さんは圧倒的な歌唱力とビジュアルで、2013年のグループ結成時から年長メンバーとしてJuice=Juiceをけん引。一方で2016年1月に子宮内膜症をわずらっていることを公表してからは一時活動休止を余儀なくされることもあり、卒業時にも「本意ではない形での卒業」とコメントしていました。

　しかし2021年11月、卒業公演直前に応じたねとらぼのインタビューでは、オリジナルメンバーとして一緒に活動してきた植村あかりさんからの言葉に励まされ「前向きな気持ちに切り替えていかなきゃなと思えた」と心境の変化を告白。「卒業後の未来のことも、もう少し明るく考えてみようとシフトチェンジできた」「いつかまた復帰できると決まった際には、Juice=Juiceでの経験を生かして前を向いて頑張っていきたい」と前向きに語っていました。

　卒業後も佐藤優樹さん（元モーニング娘。）、鈴木愛理さん（元℃-ute）とのコラボ歌唱動画が公開されていたこともあり、ファンは動揺。SNS上には「必ず帰ってきますとグループ卒業のとき仰っていたから、引退されるショックが大きい」「落ち着いたらソロ活動をしていくのかと思って、待ってたから悲しいな」と衝撃を訴えながらも、これまでの活動をねぎらい今後の幸せを願う多くの声が投稿されています。