ピース綾部、「トップガン」トム・クルーズになりきり　“胸毛全そり＆2回のジム通い”で役作り

　興行収入120億越えの大ヒット映画「トップガン マーヴェリック」劇中歌のパロディーMVが9月15日、ユニバーサル・ミュージック公式YouTubeで公開。お笑いコンビ「ピース」の綾部裕二さんが出演し、トレードマークの“胸毛”をそり落として主人公・マーヴェリックになりきっています。

　口笛のメロディーが印象的な同作の挿入歌「アイ・エイント・ウォーリード」。歌っているのはアメリカのロックバンド「ワンリパブリック」で、オリジナルのMVは彼らが演奏する姿と、劇中シーンが混ぜ合わさったものとなっています。

　公開されたパロディービデオでは、バンドのボーカリストとトム・クルーズ扮（ふん）する主人公・マーヴェリックを演じた綾部さん。1986年公開の第1作でもおなじみ、ひたすらに長い道をバイクで駆けるシーンも再現しており、綾部さん自身が所有するヴィンテージバイクが使用されているとのこと。流し目にサングラス、フライトジャケット「MA-1」を羽織った姿からは、なかなかの色気が漂っています。

　さらに同作で印象的なシーンといえば、マーヴェリックがパイロット編成部隊の結束力を高めるために、ビーチでフットボールに興じる爽やかな場面。タッチダウンを決め、仲間とジャンプして胸でハイタッチする綾部さんでしたが、相手の方の体格がすさまじく、軽く吹っ飛ばされるというオチもつけました。

　また、綾部さんといえば、トレードマークの“胸毛”でおなじみですが、撮影のためにきれいさっぱり除毛。加えて“2回”ジムに通い肉体改造に励んだことも明かしながら、「世代を超えて再び現象化している映画『トップガン』の音楽作品に携われて光栄です」とコメントを残しています。週2ではなく、2回。

　今回のパロディーMVと合わせて、現場のメイキング映像も公開。スタッフやエキストラ俳優と仲むつまじげに談笑し、時に冗談で周囲を笑顔にさせる綾部さんの様子からは、わきあいあいとした撮影であったことがうかがえます。アメリカ生活楽しそう！

　綾部さんは多くのバラエティー番組で活躍する最中、2017年に突如渡米。現地での生活開始から5年経過した2022年5月には、「とにかく5年間、何も言わない。何も語らない。何やってるか分からない状態にして、5年経ったところで、突然（ペラペラの）英語をパーンって、みんなの前で披露する」と渡米前のひそかな計画を明かすも、「全然英語が伸びなかったていうのが現状です」と言語習得に失敗したことを告白（関連記事）。

　とはいえ、「10年後の55歳、自分が芸人としてどうなってるか、男としてどうなってるか、全く想像つかないですけど楽しみですね」と新天地でのさらなる成長に胸をふくらませているとのことで、ファンからも応援のメッセージが多く寄せられていました。